トランペット 音量。 第10回 小さい音での練習の重要さ

トランペットで高音を出す練習法!HighCまでならこれでイケます

トランペット 音量

CDやテレビなどのトランペットの音を信じるな! 音楽の専門学校に行って、ポップスを学ぶようになって、初めてPAというものに触れました。 PAとは、「Public Address」の略で直訳すると、大衆演説になってしまうのですが、音楽の世界でPAというと、マイクとスピーカーを使って音を拡声するセクションを指します。 PAの人の役割は、マイクとスピーカーを使って、音を拡声するのはもちろん、バンドの場合、各パートの音量バランスを取ったりします。 時にはオーケストラでもPAが入る場合があります。 テレビの収録の時など、特に各パートが鮮明に聞こえるようにと入ります。 マイクを通した時点で、音が変わってしまうのはもちろん、PAはミキサーとエフェクターというものを使って、音のバランスを取り、音を加工します。 ミキサーというのは、数本のマイクを集めて、2本のステレオ音声にする機械。 エフェクターというのは、エフェクト=音に効果を付ける機械です。 そう、CDやテレビで聞かれる音というのはたいていの場合、エフェクターを通した音の場合が多いのです。 エフェクターは種類がとても多いので書ききれませんが、 リバーブ エコーの様な物 というものをかけただけでも音はがらりと変わります。 なので、作られた音を真似しようとしても当然、できるわけがないのです。 これも、レコードの加工された音が出力されているので、真似しようにもできないのです。 もしも、テレビやラジオ、CDの音と違うと悩んでいるのなら、 悩むのをすぐにやめてください。 違って当然なのですから。 クラシックとポップス、どっちの音を目指す? クラシックなら、吹奏楽部の通常の練習でいいと思います。 あえてアドバイスすれば、積極的に生演奏を聴きに行き、生の音色のイメージを頭に叩き込むことでしょうか。 学校の吹奏楽部の演奏を聴いていると、多く見かけるのが、 「音量が大きくて、音の輪郭がぼやけている音色」ホール全体にモワモワと響いていて、どこから音が出ているのか分からない状態。 プロの吹奏楽団の演奏を聞くと分かるんですが、あまり音量を出していません、その代わり、 音の輪郭は、はっきりしてるんですよね。 音が遠くまで飛んでいる証拠だと思います。 この練習をやるには、屋外で音をなるべく遠くに飛ばすイメージでロングトーンをするのが一番いいのですが、事情があって、室内でしか練習できない場合は、室内の一番遠い壁に向かって、音を矢のようにあてるロングトーンがが有効です。 さて、じゃあポップスのトランペットの音色はというと、 音量も大きく、音色の明るい音ですね。 イメージでいうと「パーン!」と気持ちよくトランペットがなっているイメージ。 この音が欲しくて仕方ありませんでした。 自分の音を振り返ってみると、「音色がぼやけてる」そのイメージにつきました。 そのころはPAで音を作っているなんてことも知らなかったので、やみくもに大きい音で練習していました。 だが、思ったイメージの音にたどり着かず。 中高6年間を悶々と過ごすことになります。 音楽の専門学校に行って、初めて、ポップスのトランペットの音色の出し方のヒントを手にすることになります。 ポップストランペットの音を手にする禁断の練習法 ここからは、私が専門学校時代、トランペットの師匠に教わりながら、自分で試行錯誤して、やっとポップスの音色を手に入れたプロセスを書いていくのですが、あくまで、私の実行した練習法ということで、見てください。 特に吹奏楽の現場では、間違いなく止められる練習方法です。 吹奏楽の現場で、指導者に止められたら、即刻辞めましょう。 私はポップスのトランペットの音色を求められたので、この練習をしました。 根本的に、出している音量が違っていたのです。 また、トランペットを鳴らし切れていない、ということも感じていたので、とにかくがむしゃらにやりました。 やっていくうちに、トランペットの倍音が増えてきて、音が明るくなってきたのがわかりました。 これで、ポップストランペットの音の第一段階というのでしょうか、それを手にすることができました。 フォルテに行くときは、1拍目で限界一杯(本当にこれ以上吸えないという位)まで息を吸い、これまた限界一杯、小さな音から始め、最後の拍で限界一杯まで、息を出し切る。 8拍できちんと息を出し切るように、息の配分を考えながらやってください。 音量は音が割れる寸前まで音量を出します。 自分の肺活量の限界を伸ばす気持ちでやってください。 こちらも、息の使い方は同じ、限界一杯まで吸い、音が割れる寸前からどんどん音を小さくしていく、最後の拍で息を出し切るつもりでやり、音量もこれ以上小さく吹けないというところまで、小さく吹きます。 こちらもフォルテ・ピアノとも限界を広げるつもりでやっていきます。 それまでは「タン、タン、タン、タン」と出していたのですが、これを超強力に「タン!! タン!! タン!! タン!!」とやるようになりました。 楽器の音色を決定するのは最初のアタック音です。 最初のアタック音を取り除いた音色を聞くと分かるのですが、途端に何の楽器がなっているの分からなくなります。 なので、トランペットの音色を決定するのは、最初のアタック音だと思い 「タン!! タン!! タン!! タン!!」 の練習をやりました。 これで、おおむね思った音色が手に入れられました。 ロックホーンでは、はまる音なのですが、吹奏楽だと• 使えない• 他のトランペットと音色が合わない 等、ボロクソに言われますので、ポップスをやらない人はこの練習はやらない方がいいでしょう。 スポンサーリンク 最後に ポップストランペットの音色をいかにして手に入れるかを書きました。 PAに頼るのもアリですが、もともとのトランペットを ポップス用に調教するのも、なかなか面白い作業です。 今はネットで情報をたくさん集められるので、ポップストランペットの音色を出すようにするのも、楽になりました。 私が専門学校生だったころは、情報がなかったので、とにかく与えられたトランペットをいかにポップス仕様に調教するかが課題でした。 先日、吹奏楽団で、トランペット仲間と楽器を交換して吹いてみたのですが、交換した相手が驚いてました「なんだ、この明るい音は」と。 ホルトンのT-101という楽器なのですが。 もともと明るい音色なのにさらに明るい音が出るように調教した結果です。 ちなみに私が吹かせてもらった楽器は、ヤマハのZenoだったのですが、オーナーの癖が出ていて、つやのある落ち着いた音色でしたね。 最後にもう一度言いますが、これは禁断の練習法です。 吹奏楽の指導者なら10人中10人が「そんな練習やめろ!!」というでしょう。 でも私はポップストランペットの音色が欲しかった。 だからやりました。 ビッグバンドやロックホーンセクションをやる人には、オススメの方法です。

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第10回 小さい音での練習の重要さ

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この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。 「トランペットで大きな音が必要とされる時」っていつ? だいたい考えられるのは、以下の4つじゃないでしょうか。 1.オーケストラで、fff フォルテッシシモ が指定されているような曲の場合 2.吹奏楽で「もっと大きな音を出して!」と言われた時 3.ロックのセッションで、リズム隊 エレキギター、エレキベース、ドラム 相手にマイクなしで対抗しなければならない時 4.ビッグバンドでマイクなしでの演奏 1.3.4番に関しては、トランペット初心者さんが誘われることはあまりないと思うので、おそらく一番多いのは、 2.吹奏楽で「もっと大きな音を出して!」と言われた時 でしょう。 ですので、この記事では、 吹奏楽で「もっと大きな音を出して!」と悩んでいるあなたに向けて対処法を、4つに分けて書いています。 どうぞご覧ください。 トランペットで大きな音を出す一番手っ取り早い方法とは? ハイ!ズバリ「あなたが吹きこなせる、一番大きなマウスピースを使う事」です。 ・大きなマウスピースならそもそも音が出しやすいですし ・大きなマウスピースは、たくさん息も入れられます ので、手っ取り早く大きな音を出すなら、大きいマウスピースを使う事ですね。 ただし、「手っ取り早い手段である」以上、デメリットだらけではあります。 ・息をたくさん使うので、テンポ120で4拍持つかどうかくらいに息が持たない ・高い音が出しにくくなる ・長い目で見るとトランペットの上達は確実に遅くなる と、言う事で、はっきりいって緊急手段です。 「本番が迫っていて、どうしても大きい音が必要で…」という時のためのもの。 正直管理人はおススメしませんし、もし、顧問の先生や音楽監督が 「それでもいいから出して!」 と言うようなら顧問の先生や音楽監督の人間性を疑います。 忍耐がいるが管理人おススメの方法 こちらは、すぐに結果は出ませんし、やっているとイライラする時もあるし、顧問の先生や音楽監督から 「もっと大きな音を出して!」 と、かなり長い事言われる可能性がありますし、トランペットパートの仲間から冷たい目で見られる可能性もあります。 が、長い目で見れば、はっきり言って管理人的にはおススメです。 さて、その方法とは、 「何の音でもいいので、一番音が出るポイントで、1拍でも長く伸ばせるようロングトーン」 です。 音の大きさは、一番鳴らせる音の大きさで、テンポは四分音符で72くらい。 最初は息の使い方が上手くいかず、そんなに大きい音は出ないはずです。 それでいいのです。 伸ばし続ける事を優先してください。 徐々に慣れてきて大きな音が出せるようになります。 この練習の目的は、 「吐いた息をどれだけ効率的に音に変換できるか」 です。 気長に取り組んでください。 管理人としては、音色を優先してほしいですし、あなたも音色を犠牲にはしたくないですよね。 そういう時は勇気を出して 「全体のボリュームを抑えてください。 全体のボリュームを抑えてもいい根拠を、次の章でお話します。 でも、あなたが、めいっぱい出さなくてはならないほどの「大きな音」が必要なのかな? と管理人は思います。 実際、 ・プロの吹奏楽団 東京佼成ウインドオーケストラ、シエナウインドオーケストラなど ・プロオーケストラ N響、読売交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団は聞いています。 他、外国オケは欧州系、米国系で論争が起きそうなので具体名はあげません ・プロビッグバンド、ブラスの入っているロックバンドやソウルバンド、ファンクバンドなど ・プロのブラスアンサンブル ・ディズニーランドの管楽器バンドなど の「生演奏」を聞いてきましたが、そんなに大きな音は出していないんです。 プロビッグバンド、ブラスの入っているロックバンドやソウルバンド、ファンクバンドなどは、 大きい音と言うよりは、「効率よく楽器を鳴らしている」というイメージがあって、また、 マイクで音量を上げられるので、そんなに大きな音を出さなくても、結構なんとかなっているものです。 そうなんです! アマチュア吹奏楽の世界のトランペットの音量は、「大きすぎる」のです。 オーケストラでも、生演奏を聞くとわかるんですが、弦楽器がほとんど聞こえません。 CDやダウンロード音源だと弦楽器がかなり聞こえますが、あれはバランスを相当いじっています 弦楽器とバランスを取ろうとすれば、トランペットの音量はさほど必要ないんですね。 あなたに 「トランペット!もっと大きな音を出しなさい!」 と言った人がこの事を理解してくれるといいのですが…。 最後に いかがでしたでしょうか。 「トランペットで大きい音を出すには」というテーマで、 ・トランペットで大きな音を出す一番手っ取り早い方法とは? ・忍耐がいるが管理人おススメの方法 ・大きい音を出すために音色を犠牲にしてはダメ! ・そもそもトランペットで大きい音なんて必要なの? という4つの項目について書いてきました。 管理人は基本的にポップストランペットの人間なので、練習メニューに、 ・自分の出せる限界いっぱいのpppから限界いっぱいのfffまでのクレッシェンド ・自分の出せる限界いっぱいのfffから限界いっぱいのpppまでのデクレッシェンド こんな感じの練習です。 は必ず入れていますが、この練習の目的は音量のためというよりは、mpやmfあたりの音色をきれいに出すことを目的としています。 ポップスの時は、 ・マイク ・アンプ ・ミキサー の使い方を覚えれば、リズム隊に音量負けすることはありませんので。 あなたが、まだうまくトランペットの音を操れないのなら、まずは、ていねいに音を作っていく方が重要です。

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自宅で思い切りトランペットの練習をしよう

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高音が出ない• 高音は出るが、すぐ唇がつかれてしまう と悩んでいる人が多いようですね。 そこで、この記事では、私が専門学校時代に習った事を参考に、高音を少しでも楽に出す方法を紹介していきたいと思います。 1つの参考資料として、お役に立てれば幸いです。 吹奏楽部なら 最低トランペット歴2年以上の方に向けて書いています。 そのために必要な事を次の章から書いていきます。 アンブシュアを上下の前歯がそろうように矯正した• 低音に行くにしたがって顎が下がる癖を矯正した• 顎を前後に動かす運動を練習に取り入れた です。 具体的にどのようにやっていったかを説明します。 アンブシュアを上下の前歯がそろうように矯正する 中学の吹奏楽部入部の時、サックスを試奏していたものですから、そのフォームを引きずり、 下顎を引き、下唇を丸めたフォームのままで、トランペットを吹いていました。 これは、まずタンギングが不鮮明という理由で直されました。 ですが、一旦下顎を下げてしまうと、今度は高音に上がることができません。 なのでこの癖を直し、 低音に下がるときは、顎を下げるのではなく、前に突き出すようにしました。 1か月ほど低音が痩せてしまう時期が続きましたが、練習を続けていくうち、徐々に低音が豊かに鳴り、高音へもスムーズに上がるようになりました。 顎を前後に動かす運動を練習に取り入れる これは、低音に行くにしたがって、下顎が下がらない習慣をつけるために練習したものです。 前、後ろ、前、後ろ、とやりました。 これで、高音を出すための下準備がすみました。 そして、正しいフォームに直していくための練習が始まったのです。 スポンサーリンク まず 発想の転換が必要でした ここで発想の転換を求められました。 「高音を出すアンブシュアで低音を出す」というもの。 具体的に言うと、今までは高音を出すというと、下の音から上がっていく方法をとっていましたが、これを一時的に、上の音から下がっていく方法に変えました。 から、 へ。 なぜ、こうしたかというと、下の音から上に上がっていく方法だと、 低音を出すために、どうしても下顎が下がってしまい、高音に行くにつれて、音を外す確率が増えるから。 下顎が下がり、アパチャーが開く癖を直すためです。 前の章でも書きましたが、低音を出すのに一番手っ取り早いのは、下顎を下げ、アパチャーを開くこと。 ただし、これだと高音に行ったときに音を外しやすくなります。 高音を出すには、アパチャーは閉じている状態が理想。 なので、高音を出すには、なんとか低音でもアパチャーを閉じている状態で音が出せるようにしたい。 そうして試行錯誤していくと、 必然的に下顎を突き出すフォームに行く付くんですね。 このフォームに慣れるための練習と思っていただければいいでしょう。 一時的に低音が痩せますが、このフォームを身に着け、低音を出すことに慣れれば、高音に行くときにも、音を外す確率は格段に減ります。 この時トランペットのベルは上げ気味にしてやって、 上唇、下唇両方に同じ圧力のプレスがかかるように心がけてください。 これで低音が出しやすくなります。 そして、下顎が下がる癖がなくなったら、また、下から上に上がる練習に戻し、徐々に高音を伸ばしていきます。 下図F 半音階、これからスタートして、G半音階、G 半音階~というように半音階ずつ上げていって高音の限界を伸ばしていく 高音に行った時、唇のプレスをやわらげる方法 高音を吹くとき、プレスに頼っていますか? 私も中高吹奏楽部時代はプレスに頼ってました。 一番手っ取り早い方法ですもんね、でも、すぐに唇が疲れてしまいますよね。 これも、専門学校で直された事の一つです。 どう直されたか書いていきますね。 次にヴァジングをする トランペットを構え、まだ口を付けずに、各音でヴァジングだけやります。 ヴァジングをしている唇に徐々にトランペットを近づける ヴァジングをしたままで、トランペットを徐々に近づけていきます。 この時 ヴァジングが止まらないように注意してください。 ヴァジングが止まったらもう一度やり直しです。 最初は汚い音が出ますが、徐々にプレスをかけていくと、きれいな音に変わる瞬間があります。 そこでプレスを止め、吹き続けてください。 これをやり続けると、徐々にプレスに頼った吹き方から脱出できるようになります。 いい例ではありませんが、私は時々油断するとマウスピースがマウスパイプから外れて「ゴロン」と落とすようになってしまいました。 つまり、 それだけマウスピースがマウスパイプに緩く入ったまま=プレスに頼っていない ということです。 それと、最後にもう1つ!力の入れどころを知っておくのも高音を出すには重要ですので、チェックしていくとしましょう。 力を入れるポイントはどこ? 力を入れるポイントはどこ? 立って吹いているときでも、座って吹いているときでもです。 トランペットを吹きながら、息を吸う時、肩は上がっていますか? 下がっていますか? 下がっているほうが理想です。 おへそのあるおなかに、肩を乗っけるイメージで、肩にはトランペットを構える最低限の力しか入れないようにします。 そして高音に行くにしたがって、おへそに力を集中させていきます。 同時にお尻の穴にも力が入っていくと思いますが、それで正解です。 他の筋肉はどうすればいいかというと、力を入れず、バネのようにしならせるイメージを持っていてください。 特に足の筋肉、固まりやすいです。 一か所でも筋肉が固くなっていると、高音が出にくくなります。 「トランペットの音って、体全体で出してるんだな~」というのが分かると思います。 そんな時はオクターブ下げていいと思います。 特に吹奏楽は、アンサンブルが整う方が大事ですから、一人がシャカリキになって吹いても、サウンドが浮いてしまうだけですもんね。 これ、私も手間取りましたから。 それを克服できるように、書いてきたつもりです、あくまで私が専門学校で習った事を書いてきただけですが、少しでも参考になれば幸いです。

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