ピーター ショルツ。 ピーター・シュルツ

ピーター・ショルツって誰?望月新一のabc予想証明を否定した人!

ピーター ショルツ

に書いたように、ABC予想の証明の正しさがようやく数学者のコミュニティによって承認され、ABC定理になったかと思っていたら、どっこいそうは問屋が卸さないようである。 以下のような記事が、朝日新聞のウェブページに掲載された。 数学の超難問「ABC予想」を証明したと京都大数理解析研究所の望月新一教授(51)が発表した宇宙際タイヒミュラー(IUT)理論の論文をめぐり、「本当に証明できているのか?」と欧米を中心に議論になっている。 論文は、国際的な専門誌が7年半かけて検証し、正しいと認めたものの、一部の数学者は納得していない。 「不可解な数学の証明が出版される」 英科学誌ニューサイエンティストは4月6日、そんなタイトルの記事を掲載した。 フィールズ賞を30歳で受賞した若き天才、独ボン大のピーター・ショルツ教授が「論文には深刻で修正不能な飛躍がある」と批判したのを紹介。 英国のある数学者は「証明には欠陥があるという見方に変わってきている。 あるグループでだけ認められ、他では認められていないのは悪い状況だ」と指摘した。 私は、ピーター・ショルツ教授の批判を初めて知ったのだが、ウェブ検索してみると、の2018-08-05に、 今月初めにフィールズ賞を受賞したピーター・ショルツが、京都大学の望月新一教授によるabc予想の証明に問題点を見つけた、という話をこちらのツイート経由で知った。 ただ、ショルツのその指摘を望月氏は認めておらず、今年3月に京都で直接顔を合わせた際も議論はすれ違いに終わり、両者の意見は今のところ平行線を辿ったままだという。 という記事があり、かなり以前から確執があったのだと分かった。 ちなみに、ピーター・ショルツの専門は数論幾何なので、分野的には、IUT理論からそんなに離れていないと思われる。 このような背景で、望月新一教授のを読んでみて、望月教授の苛立ちが痛いほど共感できた。 そのブログにある、「非建設的なブラックホールを発生させている黒幕」という表現も理解できる。 さらに私の素朴なコメントは、なぜピーター・ショルツ教授は、きちんとした数学的論文の形式で数学の専門誌に反論を投稿しないで、ニューサイエンティストという科学一般誌に記事を載せたのだろうか、というものである。 それでは望月教授またはIUT理論の理解者が反論しようにもどうしようもない。 これは数学史的いえば、カントールの集合論に対するクロネッカーの反発のようなものだろうか。 ともかく、数楽者にすぎないが、望月教授のファンである私は、反対グループがこのまま立ち枯れになることを期待しつつ、帰趨を見守るだけである。 なお、というPeter Scholze, Jakob Stixの論文をみつけた。 私には到底理解できる内容ではないが、参考までに、リンクを示しておく。

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望月氏の「証明」はガラパゴス現象なのか?

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Contents• ピーター・ショルツ教授 受賞歴 数学の世界には、いくつもの賞があります。 素人的には、数学者の証明を理解するのは非現実的なので、証明をしたトピックとあわせて受賞歴からその実績を推測することになります。 数学界で一番権威があるとされるのは「フィールズ賞」で、4年に一度表彰されます。 ただ、「40歳以下」という制限があるのが難点で、フェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズ教授は、「特別賞」という位置付けでした。 そんな中でピーター・ショルツ教授は、31歳にしてフィールズ賞を受賞するという、快挙を達成されています。 Peter Scholze to Receive 2015 AMS Cole Prize in Algebra Photo G. Bergman — American Mathematical Society amermathsoc 教授になった年齢を比較 研究の世界では、「教授になること」が1つの実績になります。 時間が経てばなれるというわけではなく、優秀な論文を書いて、認められることが必要です。 著名な数学者の、教授になった年齢を比較してみました。 P・ショルツ A・ワイルズ 望月新一 教授になった年齢 24歳 28歳 32歳 主な実績 ウェイト・モノドロミー予想 部分証明 フェルマーの 最終定理の証明 abc予想の証明? 受賞歴 フィールズ賞 フィールズ賞特別賞 日本学術振興会賞 望月新一教授の証明を否定 望月新一教授の「abc予想を証明した論文」は「誰も理解できない論文」と言われるほど、専門家にとっても超難解でした。 徐々に理解者が増えていっている中でピーター・ショルツ教授も、論文を理解しようとチャレンジしたようです。 ところが、ショルツ教授によると、望月新一教授の証明には「致命的なギャップがある」というのです。 詳細は、以下の記事にまとめています。

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欧米の数学者「ABC予想は証明できていない」 京大・望月教授の論文を批判

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ドイツ研究振興協会(DFG: Deutsche Forschungsgemeinschaft)、ピーター・ショルツ(Peter Scholze)教授のフィールズ賞受賞を祝福(8月1日) 2018. 01 DFGは、ボン大学数学研究所の教授、かつマックス・プランク数学研究所の所長であるショルツ教授が2018年フィールズ賞を受賞したことを祝福した。 DFGのシュトロシュナイダー(Peter Strohschneider)理事長は、次のように述べた。 「ショルツ教授は、2016年にライプニッツ賞を受賞した優れた研究者であり、かつエクセレンス・イニシアティブを通じ資金提供しているエクセレンス・クラスターに所属している。 ショルツ教授に代わって、私たちは受賞を嬉しく思う。 今回の受賞は、ドイツの大学における研究環境が、新しいアイデアを追求し、才能を伸ばす優れた機会を提供し続けているという事実の、重要な裏付けとなっている。 」 国際数学連合(IMU: The International Mathematical Union)は、8月1日にリオデジャネイロで開催された国際数学者会議で、数論的代数幾何学へ根源的な貢献を行ったとして、ショルツ教授にフィールズ賞を授与した。 ショルツ教授は、2016年にDFGのライプニッツ賞を受賞した。 また、DFGが資金提供するボン所在のエクセレンス・クラスター、ハウスドルフ数学研究所の研究者であり、かつマインツ、デュイスブルク=エッセン、ボンにおける特別研究領域プログラム(SFB: Sonderforschungsbereiche)の「周期、モジュライ空間および代数多様性の数理」のプロジェクトリーダーでもある。 ショルツ教授は、同じくライプニッツ賞を受賞したゲルト・ファルティングス(Gerd Faltings)に次ぐ、ドイツ人で2人目のフィールズ賞受賞者となる。 フィールズ賞は、数学への傑出した貢献を称えて、4年に1度、国際数学者会議において最大4名に授与される。 同賞は、さらなるトップレベルの数学的研究への動機付けを目的としている。 ドイツにおける最も重要な研究賞であるライプニッツ賞を、ショルツ教授は27歳で受賞し、同賞の30年以上の歴史の中で最年少の受賞者となった。 その時点で、すでにショルツ教授は世界の主要な数学者の1人であり、20年に1度しか現れないような特別な才能の持ち主であると考えられていた。 選考委員会は、ショルツ教授が若年にもかかわらず、何十年も未解決のままであった数論的代数幾何学の根本的問題にすでに答えていたという事実を認識した。 これは、いわゆるp進局所ラングランズ予想を証明したことが特に当てはまる。 2016年には、ショルツ教授のいわゆるパーフェクトイド空間の理論によって、数学的手法の範囲を劇的に拡大したことが知られている。 ショルツ教授はボンで数学を学び、2012年に24歳で博士号を取得した。 同年、国際的に権威のあるハウスドルフ数学研究所の職(5名のうち1名)に任命された。 ショルツ教授はドイツ最年少でW3教授職に就いた。 また、多くの重要な数学賞を受賞し、いくつかのドイツ科学アカデミーのメンバーを務めている。 2018年7月には、ボンのマックス・プランク数学研究所の所長に任命された。 ショルツ教授に加えて、ケンブリッジ大学のコーチェル・ビルカー(Caucher Birkar)氏、チューリッヒ工科大学のアレッシオ・フィガリ(Alessio Figalli)氏、スタンフォード大学のアクシェイ・ヴェンカテシュ(Akshay Venkatesh)氏に、フィールズ賞がリオデジャネイロで授与された。 dfg.

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