グラボ 見方。 Windows7 グラフィックボードとディスプレイの確認方法

重たいグラボを支える棒「VGAサポート」を試してみた。

グラボ 見方

「パソコン買う時にグラボがいるとかいらないとかたまに聞くけど、必ずついてないといけないのかな?」 「自分の仕事ってグラボ必要なのかな?ついてるモデルかったら速くなるのかな?」 「ゲームやるにはグラボが必須って聞くけど、どのあたりのパソコン買えばいいのかとかわからないや」 今回はこのような疑問や悩みについてお答えしていきます。 パソコンを買う時や買い替えを検討される時、もしくは自作に興味があったりされてる方は 「グラボ」つまり「グラフィックボード」の事ですね。 この単語を耳にすることが多いことでしょうが、具体的な性能の見方や比較の仕方はご存じない方が多いのではないでしょうか? グラボの場合は特にCPUやメモリと違い必須パーツという訳でもないので、そもそも用途によっては自分のパソコンには不要の場合もあります。 私はパソコン販売やサポート業務で10年以上の経験と知識がありまして、今でもパソコンを自作したり部品交換の相談を受けたりもしています。 今回の記事では、そんな私がグラボが必要、不要かを表で区分けして紹介します。 更に詳しいことを知りたい方向けにグラボの性能の見方や選び方も解説します。 読み進めていただくことでグラボの理解が深まり、自分で比較して選ぶことが出来るようになるでしょう。 それでは本文へどうぞ。 用途別グラボの必要、不要の早見表【パソコン選びの助けになります】 ここでは、グラボが必要か不要かを早見表で一気に紹介しますね。 あなたが今メインで行っている作業がグラボを必要としているのかしていないのか、これをみてパパっと判断しましょう。 グラボ不要 なくてもOK、あるとより快適 グラボ必要 書類作成 (ワード、エクセル パワーポイント等) ブログ運営 インターネット閲覧 動画視聴 (YouTube等の閲覧等) 写真画像の加工 プログラミング (webサイトや、アプリ開発) 比較的 軽めな動画加工 (フリーソフト系) CAD系の図面作成 ブラウザ系等の 軽めなゲーム 大人数が同時に画面に集まる 大規模オンラインゲーム プロレベルの 徹底的な動画編集 3Dゲームプログラミング 3DCAD等のモデリング系作業 いろんなアプリを 同時起動して作業したい人 ( 複数ゲーム同時起動等の廃人向け) 表で区分けするとこのような分かれ方をします。 この中で判断が難しめなのはプログラミング、動画編集、ゲームの3つですね。 一言でゲームといっても要求される性能はゲームそれぞれ、プログラミングも開発ジャンルによって変わってきますし、動画編集もどこまでの機能を使ってどの程度まで手を加えていくかで変わってきます。 なので、最初のざっくりな判断の仕方としては 「3Dが関わりそうだったらグラボ必要っぽい」と考えておいてください。 グラボを基準にしたパソコンの選び方【目的のソフトの仕様を確認】 ここでは、グラボを基準にしてパソコンを選ぶ場合のコツを紹介します。 私が接客、サポート時にもよく案内をしていたので参考になるかと思いますよ。 今回はゲームの例を挙げますね。 例:パソコン版「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(通称:MHWI)がやりたいという方 まずはMHWIを動かす環境を確認します。 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です。 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です。 DirectX 12 APIを有効にするにはWindows 10 Version 1809以降 とVRAM容量が4GB以上のGPU グラフィックボード・ビデオカード が必須です。 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です。 DirectX 12 APIを有効にするにはWindows 10 Version 1809以降 とVRAM容量が4GB以上のGPU グラフィックボード・ビデオカード が必須です。 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です。 DirectX 12 APIを有効にするにはWindows 10 Version 1809以降 とVRAM容量が4GB以上のGPU グラフィックボード・ビデオカード が必須です。 先にこれだけ言っておきますと、グラボを選ぶ場合、 必ず「推奨」以上の環境から選んでください。 「必須」もしくは「最低環境」と書かれることもありますがこれは文字通り、MHWIを遊ぶために最低限必要な環境なので快適とは程遠い動作になります。 遊べないとは言いませんが「もっさり感」が普通に出ます。 なので 「推奨」以上の環境で選んでください。 これと同一の名前のグラボを搭載したパソコンを買えばOKです。 ちょっと細かい話ですが、これと他を比較したい場合はグラボの「1060」や「1650」の 数字部分の下2桁に注目してください。 「1060」であれば「60」の部分です。 ここが「70」「80」と 上の数字であればより高性能品になります。 詳しくは後述する「性能の見方」で解説します。 まあ、ぶっちゃけ分からなかった場合の手段としては「お店の人に聞く」ですね「モンハンやりたいんですけど、どのPCがおすすめですか?」みたいな感じで、通販の場合はコラボPCやおすすめゲーミングPCと書かれているものでほぼ対応可能です。 最悪分からなければ私のTwitterに相談いただいても構いませんよ、ちゃんとした質問であればお返しいたします。 (たまに露骨な勧誘系DMが来るのでそういうのはスルーしてます、すいません) 本業もあるので即レス出来ないかもですが24時間以内には返信します。 グラボの役割と性能の見方【パソコンのことを詳しく知りたい方向け】 ここではグラボの役割と性能の見方を解説していきます。 細かい話になっていくので「そこまではいいや」って方は読み飛ばしちゃってください。 グラボの役割 グラボは言ってみれば CPUのお手伝いさんです。 CPUが「頭脳」とよく例えられ、パソコンの処理全てを一手に担っていますが、 グラボは「絵を描く(画面に表示)することを専門の仕事にしているお手伝い」です。 CPUのように何でもは出来ないですが、描写に特化してCPU以上の働きをしてくれるのです。 グラボの性能の見方 グラボの性能の見方を解説します。 ここでは私のPCに搭載しているグラボの型番「GeForce RTX 2070 GAMING Z 8G」を元に解説していきます。 この型番を分解すると「GeForce」「RTX」「2070」「GAMING Z」「8G」の5項目に分かれます。 これを一つ一つ解説していきますね。 用語 解説 GeForce グラボの頭脳に当たる部分の名前です。 正確には「NVIDIA GeForce(ジーフォース)」といい「NVIDIA」という会社が「GeForce」という名前で開発しています。 総合的な性能自体はGeForceもRADEONも同程度です。 RTX クラスというべき部分です。 RTXは現時点での最上位クラスです。 2070 上の桁は世代を、下の桁がグレードを表します。 「2070」の場合は「2000」番台の世代その前は「1000」番台の世代で更に前は「900」台になります。 つまり「2070」は「2000」番世代の「70」というハイエンドなグレードになります。 購入当初、このグラボは¥54,000-くらいの価格でした GAMING Z 販売している各メーカーごとの用途を示唆する項目です。 千差万別な記載のされ方がありますがこの場合は「ゲーミング」なのでゲーム用にどうぞといったところですね。 8G グラボにはグラボ用のメモリが搭載されています。 8Gは「8GB」の事です。 使いたいソフトの推奨環境には、このメモリ量も記載されていることもあるので注目しておくべきポイントです。 型番からの性能の見方はこのようになりますね。 他にも細かい仕様が色々書かれていますが、そこは気にしなくて大丈夫です。 この項目だけ見れればほぼ失敗しません。 グラボ• グラフィックボード• グラフィックカード• グラフィックスボード• グラフィックスカード• ビデオボード• ビデオカード• GPU• VGA 列挙しましたが、こんなところでしょうかね?沢山ありますね。 これらは 「全て同じ」なので難しく考えなくても大丈夫です。 パソコン選びはグラボだけでは決まらない【他の項目も要チェック】 パソコンをしっかり選ぶとなると勿論「CPU」だったり「メモリ」だったりと見るべきポイントはまだあります。 CPUについて メモリについて HDDとSSDについて こちらの記事で各部品について詳細な説明をしていますのでよかったらどうぞ。 こちらはスペック全体を見て選べるように執筆しています。 まとめて情報が欲しい場合はこちらの記事のほうがいいかもしれません。 これらは詳細な部分までまとめた有益な記事です。 初心者向けにしていますが本記事同様、結構細かいところまで踏み込んでいるので「ちょっと知りたいくらいなんだけどなあ」といいう方は流し読みでささっと流してもらっても構いませんよ。 一気にあれこれ詰め込むと疲れてしまいますし。 読める時に興味が湧いたら読んでください。 まとめ:私のパソコンにグラボは必要?【結論:用途次第なので元プロがお答えします】• グラボの必要、不要は用途次第• とりあえず迷ったら「3Dが関係したら必要」くらいの認識でOK• 実際に選ぶ場合は目的のアプリの 推奨環境以上から選ぶ• 型番はクラスと世代とグレードとメモリ量が重要項目 今回はグラボの必要?不要?や詳細な選び方や性能の見方を解説しましたが如何でしたでしょうか? グラボのことなんてさっぱりという方でも、何となくこういうもんなんだと分かってもらえたのではないでしょうか? 人によってはいらないものですが、ゲームや動画編集になると必須といってもいいのがグラボです。 この記事を参考にしているか?いらないか?性能は十分か?不足か?見比べれるようになってください。 それでは、快適なパソコンライフを送ってください。 人気記事 人気記事.

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Radeon GPUの特徴とスペックの見方

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2012年5月8日「NVIDIA GeForce GTX 690」発売 説明は性能の高いグラボの方が何かと色々付いているので、先日新発売のGTX690を例に参りましょう。 私に言わせるとマジキチな価格では有りますが、パソコン係数の高いマニアは光の速さでゲットしてしまうのでしょう。 細長く見える原因は本当に長く更に太い為で、長さは約30cm、厚みは約4cmも有り、PCI(拡張スロット)を2つ分使用。 30cmは私のミドルタワーPCケース(CoolerMaster HAF912 Advanced)でもHDD搭載スペースを外さなければ入らない大きさ。 ミニタワーでは構造的に厳しく、スリムケースでは物理的に入らないので大きさの段階からご注意有れ。 また、かなり重いと思われ、画像の下に見えている端子と左のブラケット(銀色の金属板)のみではマザーボードに負担が掛かるやも知れず、補助用の柱が必要でしょうな。 マウスコンピューターのミドルタワー写真より。 写真中央の細い縦長なプラスチック。 ケース手前側に立っている黒いサポートバーで支えられております。 ASCIIの記事より、ツクモの値札に仕様が記載。 これらが何となくは判るよう解説。 グラボ(グラフィック・ボード)の接続や電源など仕様の見方 左上からテキストで書き出しつつ参ります。 2012年現在、NVIDIAが出しているDirectX(主にゲーム)用グラボの主流は、400~600番台で、百と十の位の数値が高いほど新しく、GTXの部分がGTやGTSなど変化し、合わせて性能を表しております。 よって、このGTX690は最新かつ現時点では超高性能。 実際、5月8日現在ではGeForceで最上位の機種。 性能が一部書かれているので転記。 コアクロック:915~1019MHz• 搭載メモリ:4GB GDDR5• データレート:6008MHz• メモリーバス幅:256bitx2 コアクロックは処理能力を表し、可変している理由はインテルのターボブーストのように微妙に周波数(MHz)が上がる為。 搭載メモリはCPUに対するメインメモリが有るなら、グラボはGPUに対するビデオメモリが有り、データを一時的に保管する容量。 データレートは転送速度で、処理が速くとも転送が遅ければ足を引き、その下、メモリーバス幅は転送出来る本数や太さを表すので、これらの数値は大きいほど性能は高いという事に。 上記の数値がどの程度なのかは、他のグラボと比較したりベンチマーク測定で比較せねば判らず。 ツクモは主要な性能のみ載せており、上記以外にCUDA(クーダ)コアやテクスチャユニットがいくつの何基など色々有るので興味が有るなら深入りしてみましょう。 それらは趣味や研究の世界なので私は脳内で省略しております。 また、ベンチマークのスコアも計測ソフトにより比較する数値が変わり、実際にゲームで利用しようとすると、ゲームによりGeForceより比較的性能が低いはずのRadeonが快適だとか、実はグラボよりCPUやメモリの容量が重要だったなど有る為、具体的には何とも言えない所。 接続バス:PCI Express 3. 0x16 PCI Expreesは主にグラフィックボードを挿す為に有る、一般的なPCならケースの背面側、マザーボードの下部に有る大きめのスロット。 私のPCを例に。 写真中央よりやや左の赤い基板(グラボ)の奥に見える青いコネクタ。 その下にも見えている同じ形状の青いスロットもPCI Expressx16なので、このマザーには2枚挿せるという事。 やらないけれど。 PCI Expressの「3. 0」は、4月に発売されたIvyBridge用のインテル7シリーズという新しいチップセットから使われ始めた新規格。 Gen3、Gen2と書かれる事も有りGeneration(世代)の略で、2と3の転送速度差は理論値で単純に2倍。 互換性が有るので、Gen3のグラボをGen2のマザー、その逆をやっても良く、速度は下位(Gen2)に合わされる仕組となっております。 冷却方式:2スロット冷却ファン 2スロットは物理的に2つ分のスロットを使用する意味で、実際に取り付けるとファンの厚みが有り、3スロット分必要な事も。 冷却の為、直下のPCIスロットへ増設は怖いなどございます。 良い画像が有ったのでEnermaxより拝借。 source: 右下2本の赤いコネクタにPCI-Eと書かれておりますが6pin。 その左の黒が8pinで、この8pinはCPU用にマザーボードへ接続する事が有るのであてにせず。 同じ4pinでも、左下から右へ2番目の4pinはSATA用で、8pinの左はペリフェラルという昔のIDE用に使われていた物。 大容量電源はペリフェラル4pinが余るほど付いている事が多いので、それを利用しましょうと。 上の画像は端子の大きさがおかしいので真に受けぬよう。 但し推奨と付いているように800W以上有れば良いという意味では無く参考値。 重要な所は右の「12V60A以上」という表記で、12Vが60A以上を推奨。 GIGABYTEの仕様表記を見ると、最大消費電力は650W。 ツクモの参考値をワット数に変換すると12ボルトx60アンペアで約720ワット。 高性能な構成にする場合、電源ユニットは定格のワット数以外に小分類された項目も見る必要が有り、ボルト数で分けられております。 上で画像を借りたエナーマックスの電源の仕様を例にすると。 1000Wと850Wの2種類。 2本でも600行かず、これでは無理。 当日24時頃追記:メールにて「PCI-Ex16のバススロットからは1本あたり75Wが保証されており、これを足すと上記の計算は誤り」とご指摘。 言い訳無用で私の見落としにて失礼。 出力出来る以上のグラボを載せたり合計が超えてしまうと、電源が入らない、突然シャットダウンなどの不具合が発生したり、HDDから異音、最悪の場合は電源が焦げたり燃えたり。 自作PCユーザが「電源は重要」という意味の一つとして、12Vのアンペア数を良く見ろという事。 ちなみに私は自分のPCを構成する際や、BTOパソコンでは適当に定格で見ておりますが、グラボさえ高性能で無ければ、400~500W有れば大抵の電源なら大丈夫として、12Vまで見ていない事がございます。 量産系BTOメーカーでは定格(時々ピーク)表記のみが普通なので、グラボを換えたり増設する予定が有るなら、自作代行系で電源単品から選ぶか、増設・交換時に電源をグラボに合わせて換装予定としましょう。 source: おそらくXP用も有るだろう、で買わない方が良さそうですな。 出力ポート:DisplayPort(mini)、DVI-I、HDCP対応 など 映像出力用端子の種類。 GIGABYTEのGTX690では以下の通り。 DisplayPort x1(mini)• DVI-I x2• HDCP対応• DL DVI-D x1 全てデジタル、DVI-Iはアナログも兼用。 HDCPのみ端子の種類では無く暗号化の事で、デジタル映像の著作権保護(コピー制限)に対応しているか否か。 グラボとモニタが対応していなければ映らない。 MDHIが付いていないけれど、数百円のアダプタでDVI-Iから変換可能。 上記の仕様に合うモニタを購入するか、モニタに合わせてグラボを選ぶかは目的次第でしょうな。 最後の行、「DL DVI-D」とは、DVIのデジタル専用(アナログ無し)で、DLはデュアルリンクを表しており1920x1200を超える解像度にも対応。 ドライバはドライバの光学メディアと思われ、変換は電源入力の項目で書いた通り。 マニュアルを読む前提、ドライバCD(DVD)が無ければ取り付ける自信が無いならやめておいた方が無難。 マニュアルは日本語とは限らず、日本語でも崩壊していたり、誤記は日常茶飯事なので信頼性は低め。 ドライバは最新をオンラインで探してくるものなので、おまけで付いていると思いましょう。 グラボの接続や電源など仕様の見方まとめ どこを見ると良いかまとめると。 所有のPCケースが物理的にそのグラボが搭載可能か• 性能が目的のゲームやソフトウェアに対して効果的か• 電源ユニットの12VがPC全体の消費電力を満たすか• 接続方式、対応OS、補助電源のピンや本数を確認 実際には、ゲームに対して性能に不満が出てきて、出せる予算の範囲内で、口コミを探して購入を検討する物と思われるけれど、選ぶ以前に見方が解らなければどうにもならず。 ケースに入らず買い替えたり、満足せず別のグラボをおかわりしたり、モニタに不満が出て買い替え、電源が足りず購入。 自作PCユーザはそれらを楽しめる人間なので、面倒ならBTOパソコンでカスタマイズし丸ごと一式買い替えましょう。 <参考になるかも知れないリンク>• メール グラボ(ビデオカード)の接続や電源など仕様の見方 - BTOパソコン. html リンクタグ グラボ(ビデオカード)の接続や電源など仕様の見方 - BTOパソコン. html.

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Windows7 グラフィックボードとディスプレイの確認方法

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「MMD用にPCを買いたいけど、どうすればいいか分からない……!」 そんなあなたの役に立てればいいなぁという思いと、自分で思ったことをまとめておきたいなぁという思いからできた記事です。 本文は自作を想定していますが、まぁ既製品を買う場合でもアテになる部分はあるでしょう。 「MMD用のPCはゲーミング用のものが良い」という話はよく見かけますが、細かくパーツ名などをあげて具体的に書いている文章は見たことがないんですよね。 そういうわけでまぁまぁレアな文章になっています。 参考にしていってください。 こちらも参考にどうぞ。 ちなみにそちらの記事でリンクが貼ってある「格安PCでやるMMD講座」という動画は私が作りました。 そもそもPCを買い換えることを躊躇ってる方は見てみてください。 前々から「MMDの起動中に妙にCPU使用率上がるなー」とは思っていたんですよ。 どうやらMMDの動作の仕組みは少し変で、描画はグラフィックボード、物理演算はCPU シングル動作 というようになっていたらしいです。 「何言ってるか意味分からん」という方に軽くだけ説明していきます。 CPUこれは PCの脳にあたるパーツです。 パソコンが何かを考えるときに使われるのがこのパーツです。 人からの指令をCPUくんが受け取り、なにを動かせばいいかとかの指示や計算を行うことでPCが動いています。 グラフィックボード通称グラボ。 GPUと呼ばれたりもします。 こちらは映像専門パーツになります。 画面に何か映したりする際に使われるのがこれ。 たくさんのものが画面に映されるゲームなどでとても重要視されるパーツです。 PCによってはグラボは搭載されておらず、その場合はCPUが映像機能も担当しています。 ただグラボが搭載されている方が映像機能が強くなり3D描画などが早くなるため、 快適にMMDを動作させるためにはグラボが必要になります。 シングルスレッド動作これは少し分かりづらい。 さっき言ったCPUっていうのは小さいPCの脳が複数繋がってできています。 この小さい脳を"コア"と呼びます。 さらにそれより小さい脳の単位をスレッドと呼びます。 たくさん脳があることで、一度にたくさんのことが考えられるという仕組みになっています。 この小さな脳を一つだけ使う動作をシングルスレッド動作と呼ぶわけです。 ソフト一つを早く動かすためには基本的にはこのシングルスレッド動作の性能が必要になってきます。 スレッドの性能の基準となる数値は、上述したGHzという単位で表される周波数です。 周波数[GHz]が高ければ高いほどソフト一個を動かすのが得意な傾向があるということです。 実際にはそうではないこともありますが、とりあえずはそう覚えていてください。 MMDでの物理演算ではこの性能が必要とされるということを上のツイートで言っていたわけですね。 なので改めて翻訳すると 「MMDやりたかったら周波数が高くて計算の早いCPUを使え」ということです。 また小さな脳を複数使うときの動きを マルチスレッド動作と呼びます。 これは主にたくさんのソフトを使う際に必要になります。 脳の数が多いと同時にできることが多くなるとイメージしてもらえるといいのですが、スレッドが多ければ多いほどたくさんのソフトを動かすのが得意なCPUになります。 また、一つのソフトだけを動かす時でもスレッドが2~3個使用される場面は結構あります。 私なんかは動画編集ソフトを動かす際、動作軽量化のために12個あるスレッドを全部を動かすように設定しています。 そういうことができる場面もあるよ! ということは覚えておいてください。 つまりMMD用PCに必要なモノは…さて以上を踏まえると、こういうことになるわけです。 ・MMDの快適な映像出力には良いグラボが必要! ・物理演算のためにシングルスレッド性能が良いCPUが必要! ツイートで言ってたこと MMDは特にグラボへの依存度が高いため、やはり最重視したいのはグラボでしょう。 でもCPUのシングルスレッド性能をケチったら物理演算が重くなって結局遅いよね~という話。 これで快適にMMDを快適に行う条件は揃った! と言いたいところですが、そうではありません。 MMD動画と言っても、使用するソフトはMMDだけではありません。 必ず動画編集ソフトが必要になります (メジャーなのはフリーソフトであるAvitul。 これらを使った作業、特にエンコードでは多くスレッドがある方が有利です。 また、MMDにおいても物理演算以外はマルチスレッド動作を行っています (とはいえそこまで重視されませんが)。 そういうわけでツイートには乗っていない話ですが、個人的な付け加えです。 ・編集ソフトのためにマルチスレッド性能も捨てたくない MMD用のPCを作るにはこれら三点をおさえましょう。 MMD用PCパーツ さてじゃあ三つを守るためには実際のところ、何を使えばいいんだよという話です。 具体的な商品名を挙げていきます。 値段は2019年8月末基準です。 なお以下では 予算10万円ほどを想定して書きます。 それ以上のお金をかけて高スペックを求めるなら話は全然違ってきます。 RayMMDなどの統合型エフェクトを使いながら4K出力するなら20万PCが必要になりますが、そんなん要らんわというなら10万円で十分。 また、パーツを何個も買うよりもBPOショップで似たパーツを揃えたパソコンを買う方が安くなる可能性もございます。 無理に組む必要もありません。 MMD用CPU 超安くそれなりのモノが欲しいのなら Ryzen2世代! 良いモノが欲しいのなら Ryzen3世代! 世はRyzenの時代!! さて、おさらいですが MMDにおいてはシングルスレッド性能が求められます。 そのため周波数が高ければ高いほどMMDをやるにふさわしいCPUということになります。 CPUは基本的にIntelのcoreシリーズ、AMDのRyzenシリーズがメジャーです。 この二つのCPUの特徴をかなりザックリと挙げると以下の通り。 ・ coreシリーズはスレッド一つ一つの性能が高い ・ Ryzenシリーズは値段の割にスレッド数が多い coreシリーズというのはi3、i5とかいうお馴染みのCPU。 Ryzenシリーズはここ数年で流行り始めたCPUです。 留意点が一つあるのですが、 Ryzenには基本的にグラフィック機能がついていないためグラボがないと映像が映りません。 どうせグラボを買うなら関係ない話ではあるのですが。 上述の通りMMDではCPUのシングルスレッド動作が重要になります。 というわけでcoreシリーズがいいのかなぁなんて思いきや、今は事情が変わってきております。 2019年7月にCPUの環境は大きく変わりました。 ここ最近でのRyzenの急成長が凄まじく、特にコスパにおいては他の追随を許さない状態です。 比較的買いやすい値段のCPUで比較しましょう。 CPU名 周波数 スレッド数 CineBenchR15 Single スコア CineBenchR15 Multi スコア 値段 Ryzen5 3600X 3. 8~4. 4GHz 12 202 1795 30500円 i5-9600K 3. 6GHz 6 200 1068 28900円 CineBenchR15というのはCPU評価テストの一種です。 Singleがシングルスレッド動作、Multiがマルチスレッド動作の性能を表します。 ベンチマーク結果はから引用しました。 参考程度に見てください。 ----------------------------------------------- ちなみCPUは名前から大まかな性能が分かるようになっています。 例えば上で挙げた二つのCPUならこんな感じ。 -Ryzen5 3 600X- 緑字:世代数。 3はRyzenの現行最新世代。 橙字:性能値。 600は中の上の値。 X:強化版の意 そういうことにしておいてください -i5- 9 600K- 緑字:世代数。 9はcoreシリーズの現行最新世代。 橙字:性能値。 600は中の上の値。 K:強化版の意 そういうことにしておいてください ---------------------------------- 表を見てわかるように、 Ryzenは値段に対して性能が高い=コスパが良いです。 特にマルチスレッド性能は凄まじく、同価格のcoreシリーズと比べると大きく差が開きます。 MMDにおいてはシングルスレッド性能が重要ですが、ベンチマークスコアを見るにcoreシリーズとほぼ同じなのです。 スコアを信用するならRyzenが上位互換と言えます。 さて買いやすいとは言ってもパーツ一個で3万円はちょっと高いでしょうし、このCPUたちはTDP=必要電力が95Wである関係で他のパーツもちょっと良いものが必要になってきます。 グレードを落としたCPUも見てみましょう。 以下のCPUは必要電力65Wのため、安価なパーツで組むことが可能です。 CPU名 周波数 スレッド数 CineBenchR15 Single スコア CineBenchR15 Multi スコア 値段 Ryzen5 3600 3. 6~4. 2GHz 12 197 1581 25700円 Ryzen5 2600 3. 7GHz 12 163 1307 15000円 i5-9600 3. 1~4. 6GHz 6 186 1042 26900円 i5-9400F 2. 1GHz 6 177 987 17900円 一押しはRyzen5 3600。 というのもこいつ、破格のコスパであることが良く分かるでしょう。 同値段のi5-9600の上位互換ともいえるベンチマーク数値を叩き出しています。 私が実際に使っているのはRyzen5 2600です。 型落ちの影響で激安になっています。 1年ほどMMDをやってきましたが、物理演算が重くなったという体験は一度もないんですよね。 スカートの物理付きモデル4体読み込んでも30fpsは保てます。 大群を読み込むとなれば話は別でしょうけど、現状は不足ありません。 ちなみに当時22000円で買ったのでやらかしました。 そういうわけで私個人としてはRyzenが断然おすすめです。 MMD用グラボ グラボでもコスパを求めるならやはりAMD製! より安定を取るならGTX MMDにおいてグラボのシリーズは二択です。 これを買っておけば問題ありません。 ~~~読まなくてもいい理屈~~~ 「なぜか」と言いますと、これはMMDのプログラミングの問題です。 ライブラリというのはプログラムを作る際に使う便利ツールのことです(そういうことにしておいてください)。 上記二つのグラボシリーズはこのDirectXと相性が良くなるように設計されています。 で、MMDはDirectXを使って作られています。 つまり、GTXとRadeonはMMDと相性がいいということになりますね。 ちなみにDirectXはゲーム開発でよく使われるライブラリです。 その関係でゲーミングPCではGeForceやRadeonがよく搭載されています。 ゲーミングPCはMMD向きであると言われることが多いのですが、それはこういった理由があるためですね。 ~~~~~~ここまで~~~~~~ 細かい話を抜きにMMDにおけるグラボの性能を見たい方は のドラクエXベンチマーク、PSO2ベンチマークをご覧ください。 両者ともにはMMDと同じDirectX9環境のゲームです。 ドラクエXはCPU依存率が高め、PSO2はGTXがスコアを伸ばしやすいという特徴があるため参考程度に。 さてそれではまずGTXシリーズについて説明。 PCパーツというのは名前で性能がわかるようになっています。 GTXシリーズは以下の通り。 高ければ高いほど新しい。 10が現行世代。 16や20はパワーアップ版。 高ければ高いほど性能が高い。 30~80で表す。 値段も結構高い。 私が使っているのはこの中間モデルにあたるGTX-1050Ti。 現在はその強化版、GTX-1650が販売中です。 価格は15000円ほど。 実際に使った時の動作は「モデル二体 軽めのシェーダ付き をブラーとパーティクル使って戦わせて1080p出力しても大丈夫」という具合。 ビームマンさんのWindやSimplemagicはヘッチャラ、ただBigExprosionのNuke2 Toonはグラボ使用率が100%になってカクつきます。 かなり重いエフェクトを使う気がないのなら、GTX-1650で十分に作業できるでしょう。 上述のBigExprosionやNCHLシェーダーなどのエフェクトを派手に使いたい場合には1050Tiやその強化版の1650では不足するでしょう。 もっと高位のモデルを買うことを勧めます。 が、1060以上は値段がグンと上がるし、電力が多く必要になったりファンが2つになったりします。 それでもやりたいか? ということはしっかり考えて買い物しましょう。 予想にはなりますが、GTX-1660Ti 30000円 なら基本的にMMDで不足はないはず。 ちなみに GTX-1080レベルのグラボは買ってもMMDには恩恵がないという説が濃厚です。 おそらく無駄にならないラインはGTX-1660Tiでしょう。 MMDを最高の環境で動かしたい場合は1660Tiを買いましょう。 それより上のグラボを買っても無駄です。 これは当時のグラボの性能に合わせて作られたライブラリなので、現行のDirectX12なんかと比べると求められる処理能力は低いです。 現代のハイスペックグラボでは能力を使い余してしまうでしょう。 上記のドラクエ10ベンチマークで言えばいくら高いグラボを使っても20000ちょっとで限界が来ているのが見て取れます。 そういうわけでDirectX9を用いたMMDにおいて、高級グラボは無用の長物になるのではないかな~という予想です。 格安グラボで言うならば 現在ならRadeonがとても強いです。 そんなRadeonシリーズの命名規則はとてもややこしいため、主な商品を性能順に書いていくことにします。 察していただけると思いますが、5世代まではGTXシリーズと似たような名前の法則が通っていたはずなんですよね。 急に変わったせいでとても分かりにくい。 今回お勧めするのはその中でもRX570というグラボです。 性能はGTX1050Ti以上1060以下といったところ。 なんと今なら15000円で買えます。 RX570は少し昔のハイエンドパーツなのですが、現在投げ売りされています。 投げ売りはいつ終わるか分からず、 現在なら一押しパーツと言えるでしょう。 MMDにちょうどよいレベルの性能のグラボが格安で手に入るとあれば、しっかりチェックしておきたいところです。 なんでこんな安くなったかって言うとマイニングとかマイニングとかマイニングとかのせいです。 注意として、RX570は性能の割に使用電力が多いことで有名です。 その使用電力は性能では上に当たるGTX1060よりも多いほどです。 消費電力が多いとなにが問題かって電気代がかさむこともそうですが、電源構成とかがめんどくさくなります。 あと熱くなりやすいのでファンが二つに。 高性能なグラボであればみな一様にこの悩みに直面いたしますが、RX570に対しては「性能の割にじゃじゃ馬…」とすこーし思ってしまうところです。 安いのは今だけとはいえ、後悔しないように安定性や価格を考えて見てください。 しかしそういう悩みを抱えていても15000円でこのグラボが買えるのはあまりある魅力です。 MMD用その他パーツ他のパーツについてもさらっと話していきます。 ・メモリ 私は8GBまでしか買っていませんが、不足したことはありません。 メモリをたくさん使うことで有名なchromeをMMDと同時に使っても余っています。 買って損はないので16GBにしてもいいんじゃないでしょうか。 ・記憶媒体 HDD or SSD 最近はSSDがHDDに取って代わりそうになってきています。 データの読み込み速度がHDDよりとっても早いそうです。 ただMMDでは読み込み速度はあまり重要視されません。 ~~~読まなくてもいい理屈~~~ MMDでのモデル読み込み方法は一度だけ参照をして、あとはメモリにデータを格納して動かすということになっているようです。 その証拠にMMDでモデルを読み込み、その後でモデルを改造して上書き保存してもMMD上でのモデルには変化はありません。 手動でモデルを読み込み直さない限りは改造データは反映されないのです。 そのためデータの読み込み数が少ない=読み込み速度があまり影響しないということになります。 ~~~~~~ここまで~~~~~~ MMDだけを考えるならHDDで構いません。 ただ最近は本当にSSDも安くなってますし、衝撃に強いというメリットもあります。 どうせ組むならSSDにしていた方が良いです。 PCの起動がとても早くなりますよ。 ・マザーボード はっきり言ってよく分かりません。 私は6000円の安めのマザーボード使ってます。 ・電源 ここはケチらないように。 変なのを買うとPCパーツが全部壊れます。 計算した電力に不足なく、かつ熱処理しっかりしてそうなやつを選びましょう。 ちなみに私は計算がめんどくさくてデカめに定格600Wの電源を買いました。 あとで計算したら使用電力は200Wほどだったので相当余ってますね。 ・ディスプレイ 私には分からない領域ですので別の方に聞いてください。 さてこんな感じです。 参考になったでしょうか。 消費電力は高めですが、ATIGPUでも普通に動作したので。 RX470はGTX1650以上ですし。 作業中に落ちるのが怖そう…。 正直RX470で書こうと思ったんですが、一応初心者向けを意識して書いてるのにバルク品やら中古品やらばっかなこのGPUを勧めるのはどうかと悩みまして…。 新品の保証付き商品を見たことがない。 RX570に関してはどうせGTX1060並みの値段だろうと思って調べもしていなかったんですが、性能に対してかなりお安いですね。 マイニングの影響とAMDの価格競争力はすさまじい。 ここまで凄いならCPUの項と同じように比較しつつ、一押しにRX570を据えるという形で書き直しましょう。 ご指摘ありがとうございます。 GTX1650Tiは考慮しなくていいのでは? 1650がアレですし、1650Tiもなんか残念な感じになる予感がしてしますしね。 思いっきりCG制作する人ならこの記事にたどり着く前に知識持ってそうだなぁなんて思って、そういうレベルの話は書いてませんでしたね。 あと私がハイエンドPCについて全く知らなくて…。 少し書くだけなら追記しておきましょう。 ご意見ありがとうございます。

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