ヤリス 新型。 【新型ヤリス超辛口試乗】トヨタの「本気」は世界一のコンパクトカーに届いたか?

【トヨタ新型ヤリスクロス】2020年8月31日「NEW SUV」日本発売!最新情報、サイズ、燃費、価格は?

ヤリス 新型

スポンサーリンク トヨタ、新型ヤリスが、2020年2月に発売されました。 ヴィッツからヤリスに名前が変わり、名前だけでなく、デザインや中身も大きく変わりました。 新型ヤリスはまだ発売されてばかりですが、とても注目されており、営業マンの元には様々な声が寄せられています。 また、ネット上にも色々な口コミが集まってきています。 新型ヤリスは、どんなところが良いのか。 どんなところがイマイチなのか。 ディーラー営業の友人からの情報や、ネット上の情報を集計して、 欠点、短所、長所、口コミ評判を中心に紹介します。 欠点については、どうすれば欠点をカバーすることができるのか。 という視点も付け加えて紹介します。 今回の記事は、直接営業マンに聞いたお客さんからの声だけでなく、多くのネット上の意見も網羅しています。 新型ヤリス購入の参考にしてもらえればと思います。 新型ヤリスの欠点その1:室内が狭い 新型ヤリスで最も多かった悪い口コミ、評判は、「室内が狭い」ということです。 新型ヤリスは、ボディサイズはヴィッツからそれほど変わっていないものの、室内寸法は結構狭くなっています。 ボディ寸法 ヤリス ヴィッツ 全長 3,940mm 3,945mm 全幅 1,695mm 1,695mm 全高 1,500mm 1,500mm ボディサイズは、全長が5mm短くなっているだけで、ほとんど変わっていませんね。 一方の室内寸法はというと・・・、 室内寸法 ヤリス ヴィッツ 室内長 1,845mm 1,920mm 室内幅 1,430mm 1,390mm 室内高 1,190mm 1,240mm 室内長は75mm短くなり、室内幅は40mm広くなっていますが、室内高は50mm低くなっています。 しかも、ヤリスは台形で上部を絞ったようなデザインをしているので、体感的には室内寸法の数字以上に狭く感じます。 ネット上でも、ヤリスは狭いという声が多く挙がっています。 ヤリス、4人乗るにはキビシイかも。 特に後部座席が狭い。 — おーたか ohtaka1022 時間空いたので新型ヤリス見に来た。 狭いのとリアシートの寝かせが出来ないのが痛い — 江崎 稔 esakings 営業マンの友人も、室内が狭いから、ホンダのフィットにお客さんを取られてしまったという例がいくつもあり、 狭さに関してはどうしようもない。 3人以上で乗る人には向いていない。 と言っていました。 室内が狭い。 という欠点に関しては、対策のしようがありません。 3人以上で乗る機会が多いなら、素直に他の車を選ぶのが吉です。 スポンサーリンク 新型ヤリスの欠点その2:後ろの視界が悪い 新型ヤリスはリヤガラスが小さく、後部の視界がとても悪いです。 もちろん、昔からある バックモニターでも良いですね。 運転に自信がない方、試乗をしてみて、そういった補助機能がほしいと思ったら、つけておきましょう。 新型ヤリスの欠点その3:デザインがイカツい 新型ヤリスは、デザインがツリ目でイカツイ、獰猛(どうもう)なデザインとなりました。 新型ヤリス 出典 トヨタの公式プレスリリースでは、ヤリスのデザインは、「鋭い加速で、弾丸のようにダッシュ!するイメージ」という風に説明されています。 特に、ヴィッツには、「ジュエラ」という女性向けのグレードがあったのですが、ヤリスでは廃止されています。 そのため、 女性を中心に、デザインに関する残念な声が多く挙がっています。 ということでした。 デザインに関しても、ユーザー側で改善できる部分は少ないです。 可愛い感じの車が良いのなら、パッソなんかが良いかもしれません。 スポンサーリンク 新型ヤリスの欠点その4:エンジンの音がうるさい 新型ヤリスでは、1. 5Lエンジンが3気筒エンジンになっています。 ヴィッツの1. 3Lエンジンは、4気筒でした。 エンジンの気筒数が減ると、どうしても音や振動が気になってしまいます。 走りをとってヤリスにした方 ガソリンATでお悩みの方 ハイブリッドをお勧めします ヤリスは3気筒です ミキサーの様な音を覚悟してください ハイブリッドは低中速帯のトルクが中々素晴らしいのでお楽しみいただけるのではないでしょうか— 夢がもりもりつつじもり szk666nurunuru エンジンの音がうるさい、気になるという口コミは、特に1. 5Lのガソリン車に試乗した人から多く挙がっています。 0Lガソリン車の方がうるさいはずですが、そっちははじめから諦めのようなものがあるのかもしれませんね。 車内を静かにするには、静音計画というグッズが有効です。 私が特に効果があると感じているのは、「エンジンルーム静音シート」「ロードノイズ低減マット」「風切り音防止モール」の3つです。 エンジンルーム静音シートは、ボンネット裏に貼り付けてエンジン音を低減するためのシートです。 アクセルを踏み込んだ時のエンジン音が低減されます。 ロードノイズ低減マットは、フロアマットの下に敷くマットです。 フロアマットの形に合わせて切り取って下から敷くと、タイヤが転がる、ゴーッという音が軽減されます。 できれば3つ買って、前後とトランクルームにも敷くと効果的です。 風切り音防止モールは、高速走行中の風切り音を低減するものです。 ドアと車体の密着度を上げて、風切り音の侵入を防ぎます。 できれば2つ買って、前後4枚のドアに使うとより効果的です。 ドアを少し強めに閉めないと半ドアになりやすくなるので、その点は要注意です。 新型ヤリスの欠点その5:価格が高い 新型ヤリスは、ヴィッツよりも、10万円~20万円程度高くなっています。 ヴィッツ F M(1. 0L) 120万3,400円 F(1. 0L) 134万9,700円 ジュエラ(1. 0L) 148万9,400円 F(1. 3L) 150万9,200円 ジュエラ(1. 3L) 172万3,700円 U(1. 3L) 182万500円 ハイブリッドF 185万3,500円 ハイブリッドジュエラ 200万9,700円 ハイブリッドU 211万5,300円 ヤリス X B(1. 0L) 139万5,000円 X(1. 0L) 145万5,000円 G(1. 0L) 161万3,000円 X(1. 5L) 154万3,000円 G(1. 5L) 175万6,000円 Z(1. 5L) 192万6,000円 ハイブリッドX 199万8,000円 ハイブリッドG 213万円 ハイブリッドZ 229万5,000円 新しい低燃費エンジンである、ダイナミックフォースエンジンが採用されていない1. 0Lガソリン車も、とても高くなってしまっています。 新型ヤリスが高いという口コミは、特に1. 0Lガソリン車を検討している方から多く挙がっています。 ヤリス欲しいけど高いよね…— メイリオメイ okunom 価格に関しては、値引き交渉や、今乗っている車を高く売ることで負担額を減らすことができます。 このサイトでは一括査定を推していますが、 車を売るなら一括査定を使わないともったいないので、一度査定をしてみてください。 カタログ燃費はヴィッツがJC08モード燃費、ヤリスがWLTCモード燃費で公開されているので直接比較はできませんが、実燃費で比較すると、 1. 新型ヤリスは、電気自動車やプラグインハイブリッド車を除けば一番低燃費です。 営業マンの友人も、「燃費の良さ」を一番のアピールポイントにしているということでした。 スポンサーリンク.

次の

トヨタ新型ヤリスクロスとヤリスを比べて判明!違うのはデザインとサイズだけじゃなかった|MotorFan[モーターファン]

ヤリス 新型

トヨタが、ハイパフォーマンスモデル「GRヤリス」の発売を予定しています。 最新技術により走行性能を大幅にアップするトヨタ新型GRヤリスについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。 【最新情報】1. 【RZ】(RZ High performanceも設定) 卓越した走行安定性、圧倒的な加速と気持ちの良いエンジン回転数の伸びを体感できる高出力モデル。 ・新開発の小型軽量ハイパワー1. 「RS」 GRの研ぎ澄まされた走りを気軽に楽しめるモデル ・1. 5L直列3気筒ダイナミックフォースエンジン ・発進用ギヤを追加し低速から高速域まで力強くダイレクトな走りを実現するDirect Shift-CVT ・マニュアル感覚の操作が楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックのパドルシフト• 「RC」 競技ベース用モデル ・「RZ」同様の1. 5LエンジンとCVTを組み合わせた「RS」、RZをベースに競技用とされた「RC」が設定されます。 また、「モリゾウサイン」が入ったウインドシールドガラスが特別装備されます。 新型GRヤリスの発売日は、2020年9月4日が予定されています。 高出力を発生する専用の直列3気筒1. 6Lターボエンジンを搭載• 3ドアボディを大幅に拡大した専用の車体により走行性能を向上• カーボン製ルーフ、アルミ製ボンネットとドアにより軽量化• 前後駆動配分をドライブモードにあわせ変更できる新開発電子制御4WDシステムを搭載• 大容量ブレーキシステム、専用ホイールを装備• 6Lターボエンジンを搭載する「RZ」グレードが396万円からとなっています。 発売記念車の「First Edition」は、同価格で設定予定の通常ラインナップモデルに、特別装備を採用した期間限定モデルとして設定。 ボディタイプは、ベースモデルのヤリスで5ドアハッチバックとされていましたが、新型GRヤリスでは3ドアボディを採用。 車体は、よりアグレッシブなボディワークとブリスターホイールアーチ、専用のバンパーや大型フロントグリルによりベースモデルから大きく車幅を拡大。 しかし、カーボン製ルーフ、アルミ製のボンネットとドアを採用することで軽量化されています。 ブレーキには専用の対向キャリパーと大径ローターを装備することで、安定して性能を発揮できるようになっています。 ホイールベース:2558mm• 車重:1280kg(RSグレード:1130kg)• 乗員:4人乗り• 特に全幅は大幅に拡大し、スポーツクーペ「86」より幅広くすることで高い走行安定性を獲得。 車重は4WDを採用することで増加しますが、アルミ素材のエンジンフード、トランクリッド及びドアパネルに加え、形状自由度の高いSMC工法で成形されたカーボンファイバー素材のルーフパネルを採用することにより走行性能を向上。 バッテリーやオプション設定されるインタークーラースプレーのタンクをラゲッジスペース下に配置することで、前後重量配分も最適化されています。 ドライビング空間!トヨタ新型GRヤリスの内装(インテリア)デザイン トヨタ新型ヤリスの内装は、ムダをそぎ落とすことで、ドライビングに集中できる空間に仕上げられています。 インテリアトリムには専用のアクセントやステアリング、メーターが採用され、ホールド性を高めるスポーツシートを装備。 ステアリングやペダル、シフトノブの位置を最適化することで、高いパフォーマンスを楽しむことができるようになっています。 また、JBL製オーディオシステムや安全システム「トヨタセーフティセンス」も採用することで、ドライブでの快適性や安全性も確保されています。 【RZ】【RC】 直列3気筒1. 7kgm 駆動方式:4WD「GR-FOUR」 トランスミッション:6速MT「iMT」• 【RS】 直列3気筒1. 8kgm 駆動方式:FF トランスミッション:CVT「Direct Shift-CVT」 トヨタ新型GRヤリスのパワートレインには、新開発された直列3気筒1. 6Lガソリンターボエンジンと1. 5Lガソリンエンジンが搭載されます。 エンジン:直列4気筒1. 8Lスーパーチャージャー• 最大トルク:25. トランスミッション:6速MT 1. 6Lターボエンジンには専用のエンジンブロックとシリンダーヘッド、ボールベアリングターボ、大径排気バルブが採用され、前モデルの「ヴィッツ」で限定販売された「ヴィッツGRMN」より大幅に出力をアップしながらエンジン重量を軽量化。 インタークーラーに水を噴射することで冷却するインタークーラースプレーがオプション設定され、ハイスペックを安定して発揮することができるようになっています。 3つのドライブモードにあわせ、「ノーマル」で60:40、「スポーツ」で30:70、「トラック」で50:50の基本値から、走行状況にあわせ駆動配分が変更されます。 また、ラリーを走行する際に必要になるスピンターンにあわせ、パーキングブレーキを引いた場合にリア側への駆動をカットする機構も装備。 前後のデフにはトルセンLSDが装備され、高いトラクション性能を発揮することができるようになっています。 トランスミッションには「6速iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)」が組み合わせられ、スイッチにより機能をオンにすることで、シフトダウン時にエンジン回転数を自動であわせるブリッピングを利用することができるようになっています。 サスペンションはフロントがストラット式、リアは専用開発されたマルチリンク式とすることで基礎から走行性能が強化されています。 5Lガソリンエンジンに、発進用ギヤを追加し低速から高速域まで力強くダイレクトな走りを実現する「Direct Shift-CVT」を組み合わせ。 マニュアル感覚の操作が楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックのパドルシフトが設定されます。 もっと!トヨタ新型GRヤリスを試乗動画でチェック! トヨタ新型GRヤリスは、WRCに参戦するプロドライバーの意見を取り入れることで走行性能が高められています。 市販車でもモータースポーツに参戦できるスペックを重要視し、開発が行われています。 GRヤリス:14. 5Lガソリン:6速MT&FF 19. 5ハイブリッド:FF 36. しかし、直列3気筒とした最新エンジンによりダウン幅は抑えられ、実燃費に近い新燃費規格のWLTCモード値で14. いつ?トヨタ新型GRヤリスの発売日は? トヨタ新型GRヤリスは、2020年1月10日に開幕する東京オートサロンで公開され、同日から6月30日まで「1stエディション」の予約受付を開始。 発売日は2020年9月4日が予定され、WRカーのホモロゲーションを取得するため年間2万5000台以上の製造が予定されています。 トヨタは世界統一のモデル名となったヤリスにWRCでの活躍をイメージするスポーツモデルを設定することで、よりブランド力を高めていきたい考えです。 「ヤリス」の車名の由来は、ギリシャ神話の美の女神「カリス Charites 」の単数形「Charis」からの造語になっています。 日本名「ヴィッツ」の由来は英語の「Vivid」(鮮やか)とドイツ語の「Witz」(機知・発想の転換)を掛け合わせた造語になっていました。 初代は、登場前に販売されていたスターレットの後継車として開発され、コンパクトカーながらデザインや機能性を高めたモデルとすることで大人気になりました。 前モデルは3代目として日本で2010年、海外で2011年にフルモデルチェンジ。 欧州では2012年にヤリスハイブリッドが新設定されていましたが、日本では「アクア」が人気になっていたことから2017年に導入されました。 モータースポーツでのベース車としても使用され、ワンメイクレースのほか、2017年からは世界最高峰ラリーにも「ヤリスWRC」にて参戦。 トヨタの新スポーツブランドとして2017年に発表された「GR」では、ブランド最上位の限定モデル「GRMN」が一番最初に設定された車種にもなりました。 新型トヨタ・GRヤリスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに! carislife.

次の

新型ヤリスの評価・口コミを辛口チェック!

ヤリス 新型

1997年12月にトヨタは初代プリウスをデビューさせた。 そのプリウス以降、トヨタはハイブリッドカーを一部モデルを除きハイブリッドカーのラインナップを増強させてきた。 対するライバルもトヨタに対抗すべくあの手この手でハイブリッドカーの分野でオリジナリティを存分に発揮している。 日産のシリーズハイブリッドのe-POWERに続き、ホンダも新型フィットに2モーターの直結タイプのe:HEVをデビューさせて話題になっている。 欧州メーカーはプラグインハイブリッドの市販化に精力を注いでいて、トヨタもプリウスPHVに続いて、日本でも夏からRAV4 PHVの販売を開始する。 ハイブリッド王国トヨタのハイブリッド戦略はこのままでいいのか? その現状と今後を鈴木直也氏が考察する。 文:鈴木直也/写真:TOYOTA、NISSAN、HONDA、平野学、ベストカー編集部 新型ヤリスハイブリッドの燃費に驚愕 トヨタは1997年12月に量産車としては世界初となるエンジン+モーターのハイブリッドカー、プリウスを市販して以来、いまだにトップに君臨している ハイブリッドカーを作る最大の目的は何か? CO2の削減を含め、燃費性能の向上のため。 初代プリウスの登場以来、ハイブリッドカーはガソリンエンジン車では実現できないような省燃費をアピールしてきていることからもわかると思う。 トヨタは新型ヤリスを登場させるにあたり、燃費を20%向上させると宣言、新型ヤリスはWLTCモード燃費35. 8km/Lでデビューした。 職業柄、カタログスペックに踊らされることはない。 ベストカー誌でコンパクトカーのテストを敢行し、ヤリス対フィットの新型ハイブリッド燃費対決が実現!! しかしベストカー誌でコンパクトカーのテスト企画において、燃費テストを敢行し、ボクもテスターとして参加したのだが、ヤリスの実燃費には本当に驚かされた。 WLTCモー燃費のそれぞれのモード、市街地、郊外、高速道路を合計100km弱走行して、それぞれのモード燃費と総合燃費を計測した。 その燃費テストで新型ヤリスは31. 9km/Lをマーク。 WLTCモード燃費が35. 8km/Lだから達成率は89. ちなみに一緒にテストした新型フィットのクロスターは24. 5km/Lで、WLTCモード燃費が27. 2km/Lだから達成率は90. 1%となった。 この実燃費のすばらしさもさることながら、新型ヤリスは郊外で40. 0km/Lの平均燃費をマーク!! これには正直驚きを隠せなかった。 ヤリスハイブリッドは特別なことをせず流れに乗って運転しているだけで郊外モードにおいて40. 0km/Lの驚異的な実燃費をマーク ボクはかつて愛車として燃費スペシャルと言われた初代インサイトに乗っていたが、40. 0km/Lという燃費は出したことはない。 アルミボディで軽量化、空力にこだわったボディワーク、そして2シーターというスペシャルをもってしても出せない燃費を、ごく普通の実用コンパクトカーがたたき出した。 しかも燃費をよくするために特別なドライビングをしたとかはまったくなく、ごく普通に流れに乗って走った結果が40. 0km/Lだったということで、これは誰にでも可能ということも驚異的に感じる点だ。 どういうシステムを使うかは二次的な要素 ハイブリッドカーは今では各メーカーが独自のシステムを考案して商品化、いろいろなクルマに搭載してきている。 エンジンは発電専用としたシリーズハイブリッドのe-POWERをノートに搭載して活路を見出した日産、新開発の2モーター直結ハイブリッドのe:HEV(イーエイチイーブイ)を新型フィットに搭載してきたホンダへの注目度が高まっている。 日産ノートe-POWERはエンジン+モーターのハイブリッドだが、エンジンは発電専用で通常時はモーターによる走行。 その加速フィールが魅力的 日産のe-POWER、ホンダのe:HEVは通常走行はモーター、つまりEVと同じである点が共通している。 トヨタは従来方式であるTHS-IIを進化させて新型ヤリスに搭載しているが、トヨタが日産、ホンダのようなモーターで走行するシステムを登場させるのか? その答は新型ヤリスで出ている。 ハイブリッドカーを登場させるにあたり、どういうシステムを使うかは二次的なもので、前述のとおりいかに燃費をよくするかが重要だと思う。 THS-IIを進化させた新型ヤリスはすばらしい結果を出してきている。 ここにトヨタのハイブリッド戦略の揺るぎなさを感じる。 ホンダは新型フィットに新開発の2モーターハイブリッドのe:HEVを搭載。 通常時はモーター走行で、100km/h以上の高速域ではエンジンで走行 クルマ界に限らず技術というのもは、後から出したものがパイオニアを追い越し淘汰されるというのが常だが、ことハイブリッド技術に関しては、トヨタが先鞭をつけ、四半世紀経った現在も常に先行している、というのは珍しいことだし、本当に凄いことだ。 ホンダは新型フィットe:HEVを登場させるにあたり、「数字を追うのはやめました」と宣言していた。 これは戦略として十分ありだとは思う。 しかしシステムは違うけど同じ1. 5Lのハイブリッドで、しかも重いインサイトよりもWLTCモード燃費が悪いというのはいかがなものか(インサイトLX:28. 4km/L、フィットNESS、クロスター、LUXEのFFは27. 2~27. 4km/L)。 トヨタのPHV戦略の凄さ プリウスPHVは現行で2代目となる。 価格は334万6200~434万5000円で、256万5200~334万5100円のプリウスよりかなり高額ゆえ販売面で伸び悩んでいる 次はトヨタのPHV(本項ではトヨタはPHV、一般呼称はPHEVを使用)戦略について見ていこう。 トヨタは先代プリウスでPHVを登場させ、現行プリウスにもPHVをラインナップしている。 そして、北米ではすでに販売されているRAV4 PHVを日本でも販売することをすでに公表していて、6~8月になるのが有力視されている(新型コロナの影響で若干遅れるかも)。 PHEVは日本メーカーでは三菱がアウトランダーで2モーター+S-AWCという形で独自路線を言っている。 いっぽう欧州メーカーは、EUの環境規制当局によるインセンティブがあるため、PHEVのラインナップに精力的だ。 部ラグインハイブリッドの分野に関して日本メーカーでは三菱がアウトランダーに搭載し、独自路線で評価を高めている 欧州メーカーはプラグインがCO2規制において優遇されるため車種ラインナップを増強中。 写真は2019年12月から日本で販売を開始したBMW X5 xDrive45e では、トヨタは今後どのようなかたちでPHV戦略を推進するのか? どのような車種に展開してくるのは現時点では判明していないが、トヨタは、PHVをプレミアムハイブリッドのような位置づけに考えているようだ。 85秒(同7. 8秒)と省燃費でありながらパワフルな走行を実現している。 PHVはバッテリー容量も大きくなるためそのぶん価格が上昇する。 トヨタは高いお金を払ってもらう対価として、パフォーマンスを付加すると割り切っている。 これもベースの燃費性能が高いレベルにあるからできることだと思う。 RAV4 PHVはバッテリーの大型化などによる価格の上昇は避けられないが、その価格に見合うだけのパフォーマンスを付加するプレミアムモデルとして位置づけ マツダの新世代パワーユニットのスカイアクティブX(マイルドハイブリッド)が販売面で苦戦していると聞く。 ノーマルのガソリン車との価格差68万円で、その価格差が問題なのではなく価格差に見合った感激がユーザーに与えられていないのだろう。 スカイアクティブXがユーザーのためではなく、マツダの自己満足技術になっていると言われても仕方がない。 新型ヤリスハイブリッドはエンジンも凄い 欧州を中心に電動化へのかじ取りが積極的に展開され、このご時世で内燃機関に投資するのは愚策である、と酷評する経済評論家などもいた。 そんななか、トヨタは一連のダイナミックフォースエンジンを新開発してきた。 このダイナミックフォースエンジンはパフォーマンスに優れているのに燃費がいい。 実際に新型ヤリスはノーマルの直3の1. 5Lエンジンもすばらしく、THS-IIの燃費性能の向上に大きく貢献している。 ヤリスハイブリッドは驚異的な実燃費をマークしたが、新開発の1. 5L、直3のダイナミックフォースエンジンの出来のよさは特筆レベル 「これ一発で逆転ホームランはない。 ちまちま送りバントをしながらの積み重ね」 THS-IIがいまだに優位に立っているのもこの姿勢があるからこそだと思う。 いっぽう、日産のシリーズハイブリッドのe-POWERはシリーズ・パラレル方式のTHS-IIよりも理論的には高効率と言われているなか、5月発売開始が濃厚なキックスではe-POWERの効率を上げてくるというから楽しみだ。 日産は東京モーターショー2019を前にe-POWERの今後の可能性として効率アップを挙げていたが、新型SUVのキックスで効率をアップさせた改良版を登場させる トヨタのハイブリッドがEVを駆逐する!? 燃費競争には終点があると思う。 どんなに頑張っても1000km/Lは物理的に無理というもの。 ただ現在ハイブリッド技術の進化により物理限界に近づいているような気がする。 ハイブリッド技術の進化により内燃機関の物理限界がEVに近づいているのが凄いと思う。 自動車メーカーはCO2規制という大きな課題に直面しているが、トヨタはEVに頼らずともハイブリッドで凌げるのでは、と考えさせるほどの緻密な戦略を展開 現在自動車メーカーが直面する課題と言えばCO2の削減だ。 2021年に95g/km(燃費に換算すると24km/L)、2030年に60g/L(同38km/L)と規制が強化される。 新型ヤリスの35. 8km/LというWLTCモード燃費は、2030年の規制クリアにあと一歩というレベルまで到達している。 トヨタの凄さは、この燃費を大きいクルマだけでなくヤリスのような小さなクラスまでハイブリッド化してトータル燃費を上げていることにある。 EVが内燃機関を使ったクルマに比べて環境性能に優れているのは疑いようのない事実だが、ハイブリッドの進化もそれに近づいているのも事実 現在EVはゼロエミションということになっているが、実際には現在の日本の発電レベルから考えるとバッテリーの製作などを含めば、トータルで50g/km程度と考えられる。 それに対し新型ヤリスは65g/kmとなっている。 現在はEVはCO2排出量をゼロにするという取り決めがあるが、これがもし変更になったら? もうEVはいらないじゃないか、という論調になってもおかしくない。 現実にはルールが変更されるかどうかはわからないが、トヨタのハイブリッド戦略がEV戦争にもケリをつけてしまうのでは、と思わせるほどの凄さを感じている。 トヨタのハイブリッド戦略は盤石のように感じられるのは、ハイブリッドをフルラインナップに近い形を実現していることも見逃せないポイント.

次の