シャイニング 続編。 S・キングが太鼓判!「ドクター・スリープ」は「シャイニング」続編としてふさわしい : 映画ニュース

S・キングが太鼓判!「ドクター・スリープ」は「シャイニング」続編としてふさわしい : 映画ニュース

シャイニング 続編

本作は、当時開発されたばかりのステディカムを用いて撮影されました。 ステディカムとは、カメラマンが持ち歩きながら撮影した際の振動や手ブレを抑え、スムーズにしたカメラ安定支持機材です。 これは、特にダニーが廊下を自転車で走るシーンで実感できるでしょう。 加えて、これまで撮影後にフィルムを現像しないとビデオチェックができませんでしたが、本作で初めて撮影中にフィルム映像がチェックできる技術が取り入れられるなど、全体的にかなり革新的な作品でした。 また、キューブリック監督といえばシンメトリー 左右対称 の構図を好むことで知られており、彼の作品のほとんどでこの特徴が見られます。 『シャイニング』も例外ではなく、画面の奥行きとシンメトリーをこだわりぬいたカットが多数登場。 ダニーが廊下を自転車で走るシーンや、双子の少女のシーン、237号室の風呂場などが代表的に挙げられます。 実は、ホテルの床に敷かれたカーペットの模様でさえ、左右対称なのです。 キューブリックは、映画を制作するにあたり、キングの原作を大きく改変しています。 そもそも、原作ではより狂気や邪悪な物の原因がホテルそのものになっており、存在感が強いです。 ジャックの狂気も、このホテルが原因であることを家族も理解しているほど。 しかし、映画版ではグレイディというホテルの元管理人が登場して彼の狂気を高めるも、どちらかといえば創作への行き詰まり、それによるプレッシャーやアルコール依存が原因のように描かれているのです。 これも映画版では、しっかり語られるどころか、ほぼ触れられていません。 加えて、同じこの能力を持つホテルの料理人ハロランに関しても大きく取り上げていないので、キューブリックはこの要素を捨てたことが考えられます。 恐らく、キングが本作を嫌う所以はこの点にあるのかもしれません。 本作には鏡のシーンが印象的に登場します。 まず、ダニーが自宅の洗面所の鏡に向き合ってトニーという謎の人物と会話しているシーン。 そして、ジャックがグレイディとバーのトイレで会った時のシーン。 そして、237号室のシーンです。 特に237号室のシーンが分かりやすく、本作における鏡の役割を如実に表しています。 鏡の中の世界が現実で、外の世界が幻影であることを写すものです。 237号室ではジャックが裸の美女と遭遇します。 彼女が美しい時点では、部屋の鏡が意図的に映されていません。 しかし、鏡には醜い老婆に変貌した姿が。 グレイディとバーで会話をするシーンでも、ジャックは彼がこの世のものかどうか知るために、彼が鏡に写っているかどうか確認しようとします。 しかし、絶妙なカメラワークによって鏡の反射は映されませんでした。 これはわざとグレイディの存在をぼやかすためだったのです。 上記の見出しの双子に関わってくる重要なファクターが、ジャックの正体です。 本作のラストには、1921年7月4日に撮られた写真の中にジャックが写っているショットが登場します。 なぜ、ジャックが写っているのでしょうか。 彼の死によって魂が完全に取り込まれた、という見方もできますが、もうひとつジャックの正体を明かす見方もできます。 実は、グレイディとバーのトイレで会った時、ジャックに対して彼は「あなたはいつもこのホテルの管理人でしたよ」と言うのです。 この一言から、恐らくジャックは写真の中の人物の生まれ変わりであり、グレイディに宿った狂気も全てジャックだったのではないでしょうか。 双子を殺したのも、ずっとホテルの管理人として転生し続けたジャック本人だったことが考えられるのです。

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【ネタバレ】映画『ドクター・スリープ』解説 『シャイニング』との繋がりや原作との違い

シャイニング 続編

本作は、当時開発されたばかりのステディカムを用いて撮影されました。 ステディカムとは、カメラマンが持ち歩きながら撮影した際の振動や手ブレを抑え、スムーズにしたカメラ安定支持機材です。 これは、特にダニーが廊下を自転車で走るシーンで実感できるでしょう。 加えて、これまで撮影後にフィルムを現像しないとビデオチェックができませんでしたが、本作で初めて撮影中にフィルム映像がチェックできる技術が取り入れられるなど、全体的にかなり革新的な作品でした。 また、キューブリック監督といえばシンメトリー 左右対称 の構図を好むことで知られており、彼の作品のほとんどでこの特徴が見られます。 『シャイニング』も例外ではなく、画面の奥行きとシンメトリーをこだわりぬいたカットが多数登場。 ダニーが廊下を自転車で走るシーンや、双子の少女のシーン、237号室の風呂場などが代表的に挙げられます。 実は、ホテルの床に敷かれたカーペットの模様でさえ、左右対称なのです。 キューブリックは、映画を制作するにあたり、キングの原作を大きく改変しています。 そもそも、原作ではより狂気や邪悪な物の原因がホテルそのものになっており、存在感が強いです。 ジャックの狂気も、このホテルが原因であることを家族も理解しているほど。 しかし、映画版ではグレイディというホテルの元管理人が登場して彼の狂気を高めるも、どちらかといえば創作への行き詰まり、それによるプレッシャーやアルコール依存が原因のように描かれているのです。 これも映画版では、しっかり語られるどころか、ほぼ触れられていません。 加えて、同じこの能力を持つホテルの料理人ハロランに関しても大きく取り上げていないので、キューブリックはこの要素を捨てたことが考えられます。 恐らく、キングが本作を嫌う所以はこの点にあるのかもしれません。 本作には鏡のシーンが印象的に登場します。 まず、ダニーが自宅の洗面所の鏡に向き合ってトニーという謎の人物と会話しているシーン。 そして、ジャックがグレイディとバーのトイレで会った時のシーン。 そして、237号室のシーンです。 特に237号室のシーンが分かりやすく、本作における鏡の役割を如実に表しています。 鏡の中の世界が現実で、外の世界が幻影であることを写すものです。 237号室ではジャックが裸の美女と遭遇します。 彼女が美しい時点では、部屋の鏡が意図的に映されていません。 しかし、鏡には醜い老婆に変貌した姿が。 グレイディとバーで会話をするシーンでも、ジャックは彼がこの世のものかどうか知るために、彼が鏡に写っているかどうか確認しようとします。 しかし、絶妙なカメラワークによって鏡の反射は映されませんでした。 これはわざとグレイディの存在をぼやかすためだったのです。 上記の見出しの双子に関わってくる重要なファクターが、ジャックの正体です。 本作のラストには、1921年7月4日に撮られた写真の中にジャックが写っているショットが登場します。 なぜ、ジャックが写っているのでしょうか。 彼の死によって魂が完全に取り込まれた、という見方もできますが、もうひとつジャックの正体を明かす見方もできます。 実は、グレイディとバーのトイレで会った時、ジャックに対して彼は「あなたはいつもこのホテルの管理人でしたよ」と言うのです。 この一言から、恐らくジャックは写真の中の人物の生まれ変わりであり、グレイディに宿った狂気も全てジャックだったのではないでしょうか。 双子を殺したのも、ずっとホテルの管理人として転生し続けたジャック本人だったことが考えられるのです。

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映画シャイニング続編『ドクター・スリープ』いつ公開?予告とあらすじ監督

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Contents• 『シャイニング』のキャストをチェック スティーヴン・キングのホラー小説をスタンリー・キューブリック監督が実写映画化した 『シャイニング』 1980。 キング自身は原作からの改変を理由に納得のいかない仕上がりとなったようだが、『シャイニング』はホラー映画の金字塔として長く語り継がれることになった。 2018年にスティーヴン・スピルバーグ監督の指揮によって製作された映画『レディ・プレイヤー1』では、『シャイニング』の名シーンがふんだんに取り入れられた。 今回は、不朽の名作となった『シャイニング』が、どのようなキャストによって演じられたのかを見てみよう。 2019年に公開され、高い評価を得た続編『ドクター・スリープ』で再登場したキャラクターについては、40年越しに新たにおなじみのキャラクターを演じ直した俳優を紹介する。 『シャイニング』に出演した俳優まとめ ジャック・トランス役 ジャック・ニコルソン 父 ジャックを演じたのは、名優 ジャック・ニコルソン。 アカデミー賞を3度、ゴールデングローブ賞を7度受賞したレジェンド俳優だ。 1980年の『シャイニング』での演技は後世に語り継がれる怪演として広く知られることになり、1989年には『バットマン』でジョーカー役を演じたことでも知られる。 1975年の『カッコーの巣の上で』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、1983年に『愛と追憶の日々』でアカデミー賞助演男優賞受賞、1997年に『恋愛小説』で2度目のアカデミー賞主演男優賞を受賞するなど、出演した多くの作品でアカデミー賞にノミネートされており、その数は計12回に及ぶ。 『シャイニング』の斧でドアを叩き割るシーンでは、ジャック・ニコルソンは完全に役に入り込んだ狂気の演技を見せている。 このシーンは、実に190回以上ものテイクを撮影して完成したシーンである。 ウェンディ・トランス役 シェリー・デュヴァル 母 ウェンディを演じたのは、 シェリー・デュヴァル。 ジャック・ニコルソンとは対照的に、アカデミー賞やゴールデングローブ賞は無縁だったが、個性派俳優として愛され続けている俳優だ。 1977年に公開された『三人の女』で注目を高い評価を得て、1980年にキューブリック監督の『シャイニング』出演を果たした。 『シャイニング』と同年の1980年に公開された実写版『ポパイ』ではオリーブ役を演じている。 1988年には自ら映像制作会社を立ち上げ、アニメアンソロジーの『シェリー・デュヴァルのベッドタイム・ストーリー』 1992-1994 を製作。 同作はエミー賞にもノミネートされている。 『シャイニング』では、スタンリー・キューブリック監督の方針で、徹底的に孤立させられ、ストレスで大量の毛が抜け落ちたという。 シェリー・デュヴァル演じるウェンディがバットでジャックに反撃するシーンは127回ものテイクを撮影した。 シェリー・デュヴァルにとっては非常に困難な撮影だったが、後年、本人は『シャイニング』が俳優として最も勉強になった作品と述懐している。 ダニー・トランス役 ダニー・ロイド 『シャイニング』の主人公でもあるダニーを演じたのは、ダニー・ロイド。 6歳の時に5,000人のオーディションからダニー役に選ばれた。 『シャイニング』での印象的な演技で名子役の仲間入りを果たしたかに思われたダニー・ロイドだが、8歳の頃に映画『Will: G. Gordon Liddy』 1982 に出演した後、10歳で役者を引退。 現在はケンタッキー州の大学で生物学の教授として働いている。 なお、当時6歳だったダニー・ロイドは、スタンリー・キューブリック監督の意向で、『シャイニング』がホラー映画だと知らされずに撮影に臨んだ。 本人はホテルに住む家族のドラマ映画を撮影していると信じ込まされていたという。 続編の『ドクター・スリープ』では、野球場の観客としてカメオ出演を果たしている。 ディック・ハロラン役 スキャットマン・クローザース ダニーと同じシャイニングの力を持つ ディック・ハロランを演じたのは、 スキャットマン・クローザース。 歌手・声優として活躍したのち、俳優としても活躍。 ジャック・ニコルソンが主演した『カッコーの巣の上で』に出演し、『シャイニング』でも再共演を果たした。 ジャック・ニコルソンとは個人的な交友もあったという。 『シャイニング』での演技は高く評価され、サターン賞の助演男優賞を受賞している。 1986年に76歳で逝去するまで、数々の映画とドラマ作品に出演した。 1987年にはその功績を称え、黒人映画製作者の殿堂に選ばれた。 浴室の若い女 役 リア・ベルダム 237号しつに現れる 浴室の若い女を演じたのは リア・ベルダム。 本来は社交ダンスのシーンのエキストラとして『シャイニング』に参加する予定だったが、裸の宣材写真が製作陣の目にとまり、幽霊役として同作に出演することになった。 印象的なこのシーンの詳細について、裸で撮影を行うということ、幽霊を演じるということ以外、リア・ベルダムは何も知らされていなかったという。 撮影現場の状況や映画の内容も全く知らなかったのだ。 シェリー・デュヴァルの証言とは違い、撮影中のスタンリー・キューブリック監督は非常にリラックスしていたと証言している。 やはりスタンリー・キューブリック監督は俳優によってその顔を使い分けていたのだろう。 姉妹役 リサ・バーンズ、ルイーズ・バーンズ グレイディの 二人の娘を演じたのは、双子である リサ・バーンズとルイーズ・バーンズ。 二人は2015年にTwitterを開設し、積極的にメディアからのインタビューや動画出演の依頼に応えている。 なお、ルイーズはダニー・ロイドと同じく学者になり、微生物の研究に取り組んでいる。 二人は、『シャイニング』の撮影について、「毎日高級なパーティに招待されているような感覚だった」と話している。 撮影の合間にはダニー・ロイドやジャック・ニコルソンと遊んでいたという。 以上が、映画『シャイニング』に登場した主なキャストの面々だ。 今も語り継がれる名演を見せた俳優たちである。 ここから先は、これらの俳優たちが演じたキャラクターのその後、つまり40年後ぶりの続編として公開された『ドクター・スリープ』でこれらのキャラクターを演じた俳優をご紹介しよう。 『ドクター・スリープ』をまだ未見の方は、若干のネタバレにご注意いただきたい。 スティーヴン・スピルバーグ監督の『E. 』 1982 で主人公エリオットを演じた俳優だ。 2019年に公開されたスティーヴン・キング原作の映画『ジェラルドのゲーム』 2017 でも主人公ジェシーの父トムを演じた。 サウジアラビア生まれ、カナダ出身の俳優で、ホラー映画を中心に活躍している。 2017年にはホラー映画『Midnighters』で主演を務め、2019年のホラー映画『Homewrecker』では脚本とプロデュースも手がけている。 「スター・ウォーズ」シリーズの若き日のオビ=ワン・ケノービ、『プーと大人になった僕』 2018 のクリストファー・ロビン、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』 2019 のブラックマスクなど、数々の大作映画に出演している。 『ドクター・スリープ』では、ジャックと同じくアルコール依存症になったダニーのその後を見事に演じた。 そして、再現されたダニーの幼少期をロジャー・デール・フロイドが演じている。 2020年公開予定のスリラー映画『グリーンランド』にも出演する予定だ。 父のロジャー・フロイドも俳優として活動している。 『ドクター・スリープ』では重要な役を担ったが、ベテラン俳優らしい好演を見せた。 以上が、『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』で前作からキャラクターを引き継いだ俳優たちだ。 40年ぶりに名作のキャラクターを演じ直すというプレッシャーの中、見事な演技を見せた。 マイク・フラナガン監督が指揮をとった『ドクター・スリープ』は、原作者のスティーヴン・キングも太鼓判を押す傑作に。 40年の時を超えてシリーズを完結させた製作陣に拍手を送りたい。 『シャイニング』と『ドクタースリープ』は、4K ULTRA HD&ブルーレイセットが発売中。

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