クリムゾン タイド 映画。 クリムゾン・タイド

サスペンス映画『クリムゾン・タイド』

クリムゾン タイド 映画

クリムゾン・タイドの紹介:1995年のアメリカ映画。 ロシアの反乱に端を発する核戦争の危機に際し、究極の選択を強いられたアメリカ海軍の攻撃型原潜の物語。 監督はCMディレクター出身で、『トップガン』『ビバリーヒルズ・コップ2』など数多くの大ヒット作を製作してきたトニー・スコット。 製作はドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーのヒットメーカーコンビ。 またクレジットには記載されていないが、脚本のリライトにクエンティン・タランティーノが参加している。 1995年度のアカデミー賞では音響効果賞、音響賞、編集賞などにノミネートされ、翌年のMTVムービー・アワードでは主演のデンゼル・ワシントンが男優賞にノミネートされた。 「世界でもっとも力のある3人はアメリカ大統領とロシアの大統領、そして合衆国艦隊の弾道ミサイル搭載原子力潜水艦の艦長である」 ロシアで超国家主義者のウラジーミル・ラドチェンコが率いる反乱が勃発しました。 ラドチェンコの反乱軍は大陸間弾道ミサイルの基地を占拠し、ロシア正規軍に包囲されながらも、アメリカと日本に対して自らの要求が認められなければ核攻撃を行うと脅迫します。 アメリカ海軍のエリート黒人士官ハンター少佐は娘の誕生パーティをしていたところ、軍に召集され、オハイオ級原子力潜水艦「アラバマ」に副長として乗艦することを命じられます。 アラバマの艦長で、たたき上げのベテラン士官のラムジー大佐は、ハンターがアフリカ系でありながらハーバード大学卒であること揶揄しつつも彼を歓迎しました。 基地でラムジーは集まった士官を前にラドチェンコがいかに危険な男か、敵の反乱勢力が大規模なものであるかを説明します。 敵の中には潜水艦も含まれていました。 アラバマ乗艦を前に、ラムジーは整列した部下たちを前に、自分たちの任務の重大さについて語り、最善の努力をするよう要求しました。 さらにラムジーはこの艦に乗る者は自分の指示に従うよう改めて言い聞かせます。 出航したアラバマの艦橋でラムジーは夕日を見ながらしばらく外の空気が吸えないと語りつつ、ハンターに対して自分のご機嫌取りをしないよう忠告します。 そしてアラバマはラムジーの命令で潜行していきました。 ベテランのラムジーは軍規に囚われず艦内にペットの犬を持ち込んだりと好き放題していますが、乗組員たちに彼を尊敬しているため誰も逆らう者はいません。 航海1日目、士官食堂では士官たちがラドチェンコの危険さについて語っていました。 やがて話題は核の使用についての是非に移ります。 ハンターは核では最終的な解決はできないと言いましたが、ラムジーはその言葉に同意しませんでした。 航海3日後、厨房で火災が発生しました。 ハンターたちが必死に対応している中、司令部から兵器システムの演習指令が届きました。 厳重な管理のもと指令書が本物と確認され、ハンターはまだ火災が鎮火していないことで反対しますが、ラムジーは即座に演習を命令します。 しかし火災で負傷した乗組員が心停止したことで、ラムジーは演習の中止を命令しました。 その乗組員は死亡し、ラムジーは自分の部屋に戻ります。 ハンターは彼に対してあの演習は誤りだったと告げました。 しかしラムジーはそういう時こそ演習をするべきだと言い返します。 ラムジーは自分に迎合する者は嫌いだと言いつつも、自分に口答えするのは二人だけの時にしろと命じました。 演習の時だろうと、部下の前では自分に逆らうなというのです。 ハンターはその言葉に従うと答えて退室しようとしましたが、ラムジーはあの乗組員が死亡したのは火災のせいではないとつけ加えました。 ハンターはラムジーの強権的な体質に不信感を抱き始めます。 航海6日目、アラバマに緊急行動の指令が届きました。 ロシアでミサイルの発射コードが漏洩し、反乱軍の核ミサイル発射用意が調ったのです。 ハンターは士官たちを集め、核ミサイルの危機がさらに緊迫したと告げます。 さらにラムジーは自分たちが先制攻撃を命じられる可能性について説明しました。

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映画「クリムゾンタイド 」ネタバレあらすじと結末・みんなの感想

クリムゾン タイド 映画

の紹介:1995年アメリカ映画。 ロシアでクーデターが発生、それに伴いアメリカへの核攻撃が現実味を帯びる。 その危機に対応する為潜水艦アラバマが出航するが、核ミサイルによる先制攻撃、即ち核戦争の引き金となりうる判断を巡り艦長と副長が対立、艦内が揺れていた。 密閉された艦内で世界を揺るがす決断を巡り、対立する二人の軍人を描いたミリタリー・スリラー映画。 クリムゾンタイドのネタバレあらすじ:起 ロシアでクーデターが発生、核ミサイル基地が制圧され、西側諸国は戦闘体制に入りました。 海軍士官のハンターは息子の誕生日会を楽しんでいましたが、出席していた親友のウェップスと共に軍からの緊急招集に応じます。 ハンターはラムジーが艦長を務める潜水艦アラバマの副長に任命されます。 ラムジーは輝かしい経歴を持つ優秀な艦長で、部下達からも尊敬を集めていました。 彼は士官達に状況を説明し、乗組員を集め、自分達こそが母国を守る最後の防衛線となる演説を打ち乗り込ませ、アラバマを出航させました。 士官達は食事中、クーデター軍の事を話し合います。 ラムジーは、国を守る為に先制の核攻撃は躊躇しないと語ります。 ハンターはそれに同意しながらも、核攻撃自体は慎重に行うべきだと述べます。 彼にとって敵とは、戦争自身でした。 作戦行動開始から三日目、ハンターが体力トレーニングを行っているとキッチンで火災が発生します。 重傷者を一人出しながらも鎮火しましたが、ラムジーは抜き打ちのミサイル発射訓練を実施します。 訓練は終わり、ハンターは非常時に訓練を重ねる事に対して不満を持ちます。 しかしラムジーは、非常時こそ本当の訓練になると取り合いませんでした。 ラムジーはハンターに、批判は構わないが指揮系統に疑問が生じると部下の前ではするなと厳命しました。 ハンターは兵器システム士官として乗り込んでいるウェップスにラムジーの方針に関して意見を求めました。 ウェップスは、ハンターとラムジーと水と油だと言い、少し引いて理解して貰えとアドバイスしました。 行動開始六日目、アラバマは本国から緊急制御動作メッセージ、EAMを受信します。 ロシアのクーデター軍にミサイル発射コードが漏洩し、アラバマもミサイル攻撃が現実味を帯びてきました。 作戦行動が11日過ぎると水兵の間にストレスが溜まり始め、漫画を元に取っ組み合い喧嘩をする等トラブルが起き始めます。 ハンターはそのことをラムジーに報告しますが、ラムジーは艦内放送で士気を保てないものは艦を降りろと叱責します。 ハンターの不満は募って行きます。 クリムゾンタイドのネタバレあらすじ:承 12日目、ロシアの潜水艦を感知し、艦長は魚雷戦に備え戦闘配置指示します。 ラムジーがロシア艦の追尾を命じた時EAMを受信、ミサイル発射命令が届きました。 ラムジーは魚雷戦を中止し、ミサイル発射体制に切り替えます。 ウェップスが、発射体制まであと14分だと報告し、攻撃目標の座標を入力します。 その段になり、更にEAMが受信されますが電波状況が悪く受信仕切れません。 その時、ソナー手が艦影を見失ってしまいました。 EAMは受信されますが、内容は一部で全文の受信の為にハンターは浮上を進言します。 ラムジーはハンターに、ミサイル発射後の退避を指示します。 ハンターは新たに来た本部の命令確認に拘り、無線ブイの浮上を進言し許可されます。 ミサイル発射まで9分を切ります。 無線ブイは浮上を続けていましたが、ウインチが故障し大きな音を立ててしまいました。 ウインチが慌てて止められ、艦内はロシア艦に発見されたかどうか、緊張に包まれます。 そこにソナーが2発の魚雷が発射された事を感知します。 EAMが受信される中、アラバマは回避行動へ移り、近距離での爆発を受けますが見事に2発とも回避に成功します。 艦内ダメージがラムジーに報告される中、受信内容も報告されましたが、肝心な部分が受信されていませんでした。 しかも通信機は攻撃で故障してしまいました。 ハンターはラムジーにその事を報告しますが、ラムジーはEAMを無視しミサイル発射に拘り命令遂行に徹しろと叱責します。 ハンターは命令の確認を進言し、当艦が発射できなくても他の艦が発射すると説得を試みますがラムジーは頑なにミサイル発射を至上命令とします。 ハンターはラムジーの命令を承服できない抗命します。 激怒したラムジーは副長補佐のウォルターズにハンターの解任、逮捕を命じます。 ハンターは艦長に副長の解任権限がないと抗弁します。 ウォルターズはハンターの言葉を支持しますが、ラムジーは前回受信した命令で十分であり、本国攻撃の機会を与えてならないと耳を貸しません。 ハンターは苦渋の選択でラムジーを艦長から解任、ウォルターズにラムジーを艦長室に監禁するよう命じます。 緊急時に艦長が発令所から連れ出されるというその光景に緊張が走りました。 クリムゾンタイドのネタバレあらすじ:転 ラムジーがミサイル発射キーをハンターに投げ付けて去った事も知らず、ウェップスは指令が途切れている事に苛立っていました。 発令所のハンターは、自分の処断に不服を感じるものは任を離れる事を許可しますが、誰も離れませんでした。 ハンターは艦内にラムジー解任を告げ、EAM受信を優先すると命令します。 突然の解任劇に艦内が動揺します。 ハンターはウォルターズに、自分の命令に服してくれた事を感謝します。 しかしウォルターズは忌々しそうに自分は軍規に従っただけだと答え、ハンターの味方ではないと言い切ります。 ハンターはそれでも感謝を口にしました。 ハンターは通信士官のジマーに通信機の故障を急がせます。 ジマーは艦長の解任を不満に感じ、部下に当り散らします。 敵艦がアラバマを再捕捉、またも魚雷2発放ちます。 ハンターはそれを無事回避、反撃し、見事敵艦を撃沈しました。 戦果に艦内が沸きますが、敵艦は撃沈間際に魚雷を1発発射していました。 アラバマはそれを回避しようとしますが至近弾を受け浸水が発生、動力が止まり、艦が沈下を始めました。 復旧が図られますが浸水と沈下は止まらず、ハンターは作業を中止し浸水区画の密閉を指示します。 作業者は残っていましたが事故で重傷を負い、それを見捨てハッチは閉じられました。 艦は圧壊深度ギリギリで動力が復帰、難を逃れました。 喜ぶクルーにハンターは受信深度までの浮上を命じます。 ラムジーを慕うジマー等士官達が艦長室に駆け込みます。 彼等はハンターの指揮に不満を感じ、ラムジーに指示を仰ぎに来ました。 ラムジーは、武器庫の鍵を持ちミサイル発射に必要なウェップスを取り込み、反乱を唆します。 士官達は早速ウェップスに話し掛け、ハンターを裏切りラムジーに従えと説得します。 ウェップスは渋々武器庫のキーを渡し、士官達は一部の兵を取り込み、武装をします。 ハンターは無線機の修理状況を確認しますが、ジマーの姿が見えない事に不安を感じ、ウォルターズに兵の武装を命じます。 その頃士官達は艦長を部屋から連れ出し、発令所へ向かい始めました。 ハンターは、漫画の事で喧嘩したリヴェッチに艦のマスターキーを託し、通信機修理をしているヴォスラーに修理の重要性を説き復旧を急がせます。 発令所に戻ったハンターですが、ラムジー率いる士官達が乗り込んできて制圧、ハンターと彼に組する者達を食堂に監禁します。 ハンターは現状を報告、ミサイルキーをラムジーに手渡します。 発令所を掌握したラムジーは、EAMを無視してミサイル発射の続行を命じました。 監禁されたハンターは状況を憂います。 ウォルターズは艦長が正しいかもしれないという本音を言って喜びますが、ハンターは命令は不完全で、自分達は不要な核戦争の瀬戸際に居ると語ります。 そこに、リヴェッチが見張りを殴り倒し、同調する仲間と共に現れハンター達を救出、彼等は武装し発令所へ向かいました。 クリムゾンタイドの結末 艦はミサイル発射深度まで浮上します。 ハンターはウェップスに艦内電話でミサイルを発射するなと説得します。 更にヴォスラーに修理状況を確認しますが、焦るヴォスラーは答えられず電話を切ります。 ラムジーはウェップスにミサイルトリガーを出せと命じますが、彼は沈黙を貫きます。 ラムジーはミサイルキーを差込発射可能状態にしながら直接ミサイル制御室に向かい、彼の部下に銃を向けウェップスを脅します。 ウェッブスはそれに屈しトリガーを渡しました。 ラムジーはトリガーを引きます。 しかし、ハンターが発令所を占拠、キーを引き抜き発射は阻止されました。 ハンターの仕業だと察したラムジーは急ぎ発令所に戻り彼等は銃口を向け合います。 ラムジーはハンターを殴り、キーを寄越せと命じますが彼は抵抗します。 そこに無線の復旧しそうだという報告が入ります。 ロシアでのミサイル発射予想時刻まで9分を切った状況で、ラムジーは3分の猶予を与えます。 その間二人は向かい合い、共通の趣味である乗馬の話をします。 話題に出た馬について、ハンターはラムジーが馬の産地を間違っていると指摘し、そして馬は白馬だが生まれる時は黒だと言います。 無線の調整を急ぐヴォスラーですが、遂にその苦労が実を結びます。 ラムジーは覚悟しろと言い、ハンターは自分が間違っていたら戦争だ、覚悟して下さいと返します。 EAMが遂に受信され、その内容が艦長に届けられます。 艦長はその内容を読み、艦内に命令を発します。 その命令は、ミサイル発射中止でした。 戦争の回避に艦内が沸き、ラムジーに従った士官達は肩を落とします。 ラムジーはハンターに艦を託し、自ら艦長室に戻って行きます。 命令書にはロシアでのクーデターは失敗したと書いてありました。 海軍本部でアラバマの一件について査問会が開かれていました。 委員長は、両者共にその正当性を認めはしましたが、クーデター紛いの両者の行動を叱責します。 処分はありませんでしたがラムジーは退役し、その後任にハンターが推薦されていて彼はそれを受け入れました。 ラムジーとハンターは本部を出ます。 ハンターは推薦に礼を言おうとしましたが、ラムジーがそれを止めました。 彼は自分が間違っていたといい、馬の産地はハンターが正しいと認めました。 去って行くラムジーにハンターは敬礼して見送りました。 世界が崩壊する日。 それが齟齬から起きる可能性を強く強調している作品です。 現在でもアメリカにおける人種対立が重大な問題であることも示唆しているのです。 例え一隻だけでも世界崩壊の口火(これは弾道ミサイル SLBM 搭載原潜保有国全てに共通している宿命)となるだけに極めて深刻な問題ですね。 実際は核戦力の三本柱(有人爆撃機・大陸間弾道弾 ICBM ・SLBM搭載原潜)はそれぞれに長所と短所を抱えているため、ロシアのICBM基地を直接攻撃するのに適しているのはミサイル原潜ではなくて、近海に潜んでいる攻撃型原潜からの巡航ミサイルもしくはステルス機能の有人爆撃機(どちらも必ずしも核弾頭を必要としない)による先制攻撃が選択されるはずなので、この映画のようなシナリオ通りには進まないということも認識しておかなければならないでしょう。 SLBM原潜は移動する核基地ですが、正確に相手を攻撃するピンポイント性においてはまだまだ不向きで、少々の攻撃では十分に耐えられるだけ設備を施されているICBMのサイロを発射前のミサイルごと確実に破壊するという芸当には信頼性に欠けるということなのです。 そのことを認識してフィクション性を理解しながら現実との差異を考えて楽しむのも本作の魅力だとも言えるのですが…。 魚雷攻撃を直撃ではないにせよ受けるダメージももっと深刻なはずで、作戦遂行云々よりもまずは緊急浮上が先決だと私は思いますが、それでは映画にならないので、この辺りの描写はまあ仕方ないですかね。 そういう細かい点は抜きにしても、発射命令の確認ということは重大な問題です。 軍隊には「命令は正式に取り消されない限り絶対遂行」という鉄の掟があり、その確認手続きの認識によりこの艦長と副長の対立が起こったのでした。 どちらも手続き的には正しい。 中途で途切れた命令文の解釈が「発射中止」かはたまた「目標の変更等」なのか。 前述した通り、移動する核基地でもあるSLBM原潜は自分の位置を確実に認識していなければ正確に目標を攻撃できない(データ入力等の必要性)点と、敵の探知能力が発展した今日においてさえも高い秘匿性ゆえの「最後の切り札」として、都市及び工業地帯の殲滅作戦に変更という点も考えられるのですから。 まあ、一隻だけに先制攻撃を命じることも無さそうですから、「自分は2番目以降」という選択(誰しもが世界を滅ぼすマネはしたくはないでしょうから)にもつながらりかねないでしょうが。 最悪の場合は味方の手で葬られるということも覚悟しなければならない、ということを映画のどこかで触れてもらいたかったですよ。 その選択肢をも含めての大統領の発射権限及び決断なのですからね。 アカデミー賞男優二人による夢の共演も素晴らしかっただけに惜しいことです。 これからは蛇足ですが、現時点でそのボタンの鍵を握っている人物地を考えると…。 発射命令が出されたのなら、私が副長でも躊躇わずに核弾頭を外したミサイルをワシントンD. のホワイトハウスのオーバルルームへ打ち込むことで回答とするでしょうね。 実に危うい構造であることは多くの人が認めてくれるでしょう。

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『クリムゾン・タイド』原子力潜水艦内部が体現するアメリカの縮図とは |CINEMORE(シネモア)

クリムゾン タイド 映画

全世界の興行収入が1億5千万ドル以上を稼ぎ出し、潜水艦映画の金字塔を打ち出したこの映画は、多彩なキャストや実際の出来事を元に脚本した奇才、クエンティン・タランティーノなどの参加で大成功を納めました。 ハリウッドの巨匠であるジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンが織り成す手に汗握るやり取りは、人種と人格が互いに命をかけてぶつかる迫力そのものとして描き出されています。 男の友情や家族というものは、人の命という根源的なものの行き着く先に存在するものとして常に意識されるものです。 最後まで息を切らせぬ攻防は、決して飽きさせない映画作りの天才であるトニー・スコットに委ねられています。 I expect and demand… your bery best. Anything less, you should have joined the Air Force. 諸君に望むことは・・・、最善の努力だ。 それが出来ないものは空軍に入ってもらいたい! 潜水艦アラバマの副長が処々の事情により外れ、新任のハンター少佐が赴任することになります。 ロシアで大きな紛争が起こり、ベテラン艦長のラムジー大佐率いるアラバマ号の出港が迫る中、隊員士気を上げるため大雨が降るなかユーモアをたっぷりと含ませたラムジー艦長のセンスが光る発言シーンとなっています。 expectとは、 良いことも悪いことも含めた あることが起きることを期待する、予期するといった意味を持つ動詞になります。 Anything less でその努力が遂げられないのであれば空軍に入れ! というラムジー艦長のゲキが飛ぶ迫力のあるシーンになっています。 In my humble opinion… in the nuclear world, the true enemy is war itself. 言わせていただければ・・・、 核世界の真の敵は、戦争そのものです。 アラバマ号が北太平洋を出発し、いよいよ実戦を想定した訓練を行うべく航海に旅立ちます。 このシーンは、ラムジー艦長以下乗組員が一堂に会し、ティータイムを楽しむ場面ですが戦争や核兵器というものの考え方について各々が持論を展開する中、ハンター少佐が息を抜く哲学を披露する場面です。 in my humble opinionで、そのままそっくり、私の 卑下する 私見ですが・・・。 と直訳することができる便利な表現です。 Humbleという自らを慎ましくする表現は、あまり欧米では聞きなれない印象ですが、この場面でのハンター少佐が直言した後半の意見にその意思がハッキリと現れることで、見事な繋がりを持った一文になっています。 This is as real as it gets. 覚悟してかかってくれ! 迷うことはない、我々自身を守るためだ。 乗組員の指揮を鼓舞するラムジー艦長の指導の下、次第に緊張感が増していくアラバマ号ですが、アメリカ本国の指令からソビエトの反乱軍がミサイル発射管を搭載したアクラ級の原子力潜水艦を奪取したとの情報が入ります。 上記のセリフは、艦内の動揺を見てとったラムジー艦長の覚悟を促す真剣さが伝わるセリフになっています。 as~asとは、主に何々と同等のという意味を持つ比較表現になります。 Realを使ってこれ以上ない実戦が迫っていることを激しく示唆する表現になっています。 Presumeとは、何々を仮定する推定するという動詞になります。 あれやこれやと考えるより、自らの命を守ろうと力強く呼びかける表現になっています。 You are way out of your league, Hunter. You re not ready to make tough decisions yet. 調子に乗り過ぎるな。 ハンター。 君にはまだ厳しい決断は出来ん。 荒くれものが集まる潜水艦内をまとめる強烈な個性の持ち主であるラムジー艦長ですが、ベテランが持つ勘と駆け引きで艦長としての役割を充分にこなしていきます。 それでも、ある時、遂にラムジー艦長と副長のハンター少佐との間で後に引けない言い争いが勃発します。 このセリフは、本性を現したラムジー艦長が放ったハンターを認めない強い意志が感じられるシーンです。 leagueとは、ある特定の仲間や集まりを現す名詞になります。 Our birds pass each other in the air. Boom! What do you got? Nuclear war. Nuclear holocaust. 両者のミサイルが飛び交って。 ブーン! どうなる? 核戦争です。 いや、核によるホロコーストだ。 作戦が佳境に差し掛かるなか、敵艦が現れ魚雷による先制攻撃を受けてしまいます。 艦内では、指揮系統の混乱からラムジー艦長を軟禁状態にしますが、今度は逆に一部の反乱者によってハンター副長が囚われてしまいます。 このセリフは、指揮系統を担っていたクルーと共に拘束されたハンター副長が、副官のコッブとの会話で出現したこの事故が齎す顛末を危機的に捉えた恐ろしい表現です。 birdsとは、お互いが飛ばし合うこととになる核兵器のことを指しています。 Nuclear holocaustとは、現実にある概念で近年とても危惧されている考え方です。 一発の誤りが全てを台無しにしてしまうことの恐ろしさをハンター副長渾身の表現で現しています。 君だけが頼りなんだ! ハンター副長とラムジー艦長側の攻防が凄まじさを増していく中、敵艦のラドチェンコ率いるロシア原潜のミサイル発射時刻が迫ってきます。 このセリフは、時間が切迫していく状況で、アラバマの原爆ミサイル発射キーを巡るウェッブス大尉とハンター副長との人間関係を現す象徴的な一言になっています。 この言葉は、あなた 全ての責任や解決が 次第です、という訳になります。 非常に使い勝手が良いフレーズで、会話においては頻繫に使われる定型文です。 God help you if you re wrong. God help us all. 君の間違いだったら・・・。 それなら、戦争になります。 神よ、助けたまえ。 ロシアの反乱によるクーデターの行く末が気になるハンターたちでしたが、確かな情報がない中で刻々と原爆ミサイルの発射時刻が近づきつつある緊迫した場面です。 ハンター副長とラムジー艦長の亀裂が決定的になってしまい、クルーの団結が崩れる異常事態が発生してしまいます。 このセリフは、ブイによる緊急指令装置の不具合が確認できず意見の相違がある中でラムジー艦長とハンター副長が交互に呟いた身が引き締まるようなセリフになっています。 Godを使った定型文は、英語を理解するうえで大切なポイントとなりますが、この God help us allという一文も覚えておくと大変便利な表現です。 他に、 God bless~や Oh my Godなど沢山の応用がききます。 You were right, and I was wrong. About the horses, the Lipizzaners. They are from Spain, not Portugal. 君が正しかったんだ。 馬のことだよ。 リピッツアー種は、スペイン産だったよ。 最後の最後、緊急指令装置が復旧したことでロシア側の反乱クーデターが収束したことを確認することができたハンターたちは全面核戦争を回避することができました。 任務を終えて帰国すると、この混乱の裁判が行われ、ハンターとラムジー艦長に温情的な裁定が下されます。 上記のセリフは、裁定所を後にするラムジー艦長を呼び止めて最後の激励を受ける感動のシーンです。 ラムジー艦長の劇中のポルトガル産発言を自虐的に捉え、細かいことは水に流しお互いが生き残ったことを称えようじゃないかと呼びかける印象的なシーンになっています。 君が正しくて私が間違っていると後者を単訳しないのも英語らしい翻訳だと感じます。

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